平屋の雰囲気に合う！落ち着きのある目隠し外構の施工事例をご紹介

こんにちは。ガーデンプラス掛川の杉原です。

本日は平屋のお住まいの新築外構工事をご紹介します。敷地の広さや日当たりの問題から最近ではなかなか贅沢な建築となりました平屋ですが、生活するうえではフラットな動線だけなので、年齢を重ねても住みやすい安心できるお住まいですね。

早速施工前のお庭をご覧ください。

東側を用水路、南側を道路に挟まれた三角形の変形地の敷地です。南東が開けているので、日当たりはとても良いですね。ただ開けているということはプライバシーの対策が必要になります。

お客様からは、
・駐車スペースは4台分ほしい。うち2台用にはカーポートを設置したい。
・半目隠し程度のフェンスを敷地の3面に設置したい
・アプローチを整えたい
・宅配ポストを設置したい
・枕木調の角柱で目隠しがしたい
・芝生の庭がほしい
・ウッドデッキを設置したい
・和室の目隠しにもなる植栽がほしい
とご要望をいただきました。

それでは施工のポイントごとにご紹介いたします。

まずは門まわりのご紹介からです。お住まいの平屋が持つ、ゆったりと落ち着きのある雰囲気に合うようなデザインをご提案しました。
ご希望いただいた宅配ボックスは、フレーム付きのホワイトカラーを採用。表札やインターホン、ポストなど機能門柱の役割も兼ねています。脇には木目調の角柱を並べてアクセントにしました。アプローチの脇にもあたる、門柱の後ろは植栽スペースに。角柱越しに、美しいアオダモや低木類が見えるように配置しています。

また、玄関のすぐ脇が主庭に面したテラスとなるため、ご希望いただいた角柱の目隠しを使わせていただきました。来客や宅配の際に立ち止まる場所から、テラスが丸見えにならないように角柱や宅配ボックス兼機能門柱の位置を調整しています。アプローチは歩きやすいフラットな土間コンクリートにしましたが、周りを化粧砂利にすることで寂しい印象にはならないようにバランスをとりました。

平屋の場合は一階が生活スペースとなるため、人の気配が外に伝わりやすいものです。オープン外構でも目隠しフェンスや植栽をうまく使って、プライバシーを保てるような設計を心掛けました。

お客様からは芝生のお庭とウッドデッキをご希望いただきましたので、建物の入隅を利用して奥行きも広さも十分な人工木ウッドデッキを施工しました。お庭の一部には芝生を張り、デッキ下は土間コンクリートで舗装して雑草対策もばっちりです。

また主庭から隣地境界までは、通行人の視線の高さに合わせた木目調の目隠しフェンスを設置しています。横スリットが入っているため、あまり圧迫感を感じさせません。ウッドデッキでくつろいでいるときはもちろん、室内でものびのびとお過ごしいただけそうですね。

玄関向かって右手は駐車スペースに。三角形の土地なので、いつも使われる2台分のスペースを中心に奥に一台、横に一台と4台分の土間コンクリートを打設しています。中央の2台分の頭上にはカーポートを設置しました。軒の高さに合わせたフラットな屋根は、平屋のデザインを邪魔せずすっきりとしています。

駐車スペースの裏手は用水路に面しているため、こちらにも半目隠し程度の横スリット入りフェンスを設置しています。フェンスがあると建物の足元が引き締まって見えますので、景観も良くなりますね。

用水路側の北東に位置するお庭には和室が面しているとのことで、モミジを植栽しました。成長すれば目隠しにもなり、春夏は青モミジ、秋は紅葉と和室からの眺めに風情を添えてくれそうです。

いかがでしたでしょうか？
平屋の持つゆったりとした佇まいに合うよう、落ち着きのある門まわりやプライバシーを守ることのできる外構にすることができました。たくさんご要望をいただきましたが予算内に収めることができ、施主様にもご満足いただけて何よりです。新しいお住まいで、心地よい時間をお過ごしいただければと思います。