【神戸店】優しいアースカラーが作り出すナチュラルモダンの新築外構工事

こんにちは、ガーデンプラス神戸店の大西です。

今回は、先日完成しましたご新築の外構を紹介させていただきます！
アースカラーで統一された、シンプルかつナチュラルな外構に仕上がりました。

着工前の状態はこちらです。
道路から玄関までかなり高低差があり、隣地境界のブロック際が法面になっているところがポイントでした。

階段の取り方や門まわりのデザインについて詳しくご紹介させていただきます！

完成した門まわりがこちらです！こだわりポイントが沢山あります。

門柱の仕上げには杉板擁壁風のタイルを使用しています。
ブラックのシンプルなネームフレームと組み合わせることでタイルの雰囲気も相まって、ぐっとおしゃれな門柱に仕上がりました。

そして門柱横の法面には栗石（くりいし/ぐりいし）を並べています。
栗石とは、拳以上の大きさに岩石を砕いたものです。
砂利とは違って一つ一つが大きく重いので、石同士がかみ合って崩れて流れる心配が少なく、法面でも使用しやすいものとなっています。
着工前のお写真にもある通り、法面部分の土を掘ってコンクリートなどで舗装するよりも費用を抑えることができます。
シンボルツリーのイロハモミジを植えることで、よりナチュラルな雰囲気が出ていますね！モノトーンながら自然の素材なので、植栽とも相性バツグンです。

また門柱や階段までのアプローチは乱形石で仕上げました。特にこのアプローチはお客様にも喜んでいただけました！

薄く加工された自然石の板を砕いて大小さまざまな大きさに加工し、接着剤代わりのモルタルを塗った上に石板を組み合わせながら貼っていく「乱形石貼り」という工法で舗装します。
このように職人さんが現場で、一つ一つ手間をかけてピースを作っていきます。
ある程度しるしをつけて・・カットして・・

そのため、実は乱形石の模様にはひとつとして同じものがありません。目地の太さやピースの大きさなども職人さんの腕次第です。街中でも綺麗に仕上がっているところを見ると「おおっ」と感動してしまいます。

今回使用したのは東洋工業の「オークルストーン」ブルーノというお色です。
天然の石英岩を加工したもので、ブルーやグレー等のシックな色調が魅力的ですね。

砕いたピースを枠組みの中にはめていくところです。
ちなみに枠の間のスリット部分には砂利を入れます。

乱形石というと、一般的にはオレンジなどの暖色系のイメージが強いかもしれませんが、お色味によって雰囲気がガラッと変わるのが魅力的です。
カジュアルな外構にはオレンジやイエロー系、洋風の外構にはホワイト系、和風の外構には昔ながらの鉄平石や濃いグレー、ブラック系・・など
意外と様々なテイストの外構にも合わせやすい舗装なんですよ。

高低差がある玄関までの動線については、アプローチ階段を造作しております。
道路から玄関までまっすぐ階段をとるのではなく、道路に対して直角に（クランクさせて）動線をつくることで、狭スペースでもステップの踏面を大きく確保することができます。
今回はコンクリートブロックで躯体をつくり、踏面部分は平板コンクリート、蹴上げ部分は塗装仕上げとなっております。

使用した平板コンクリートはユニソンの「アトリ」オオヤというお色です。
表面が凸凹しているため滑り止めの効果も高く、ナチュラルな落ち着いた雰囲気が感じられます。

いかがでしたでしょうか？
あまり色味が激しくないナチュラルな雰囲気の石材やタイルを使って色味を統一した、とっても素敵な外構になりました。
毎日使う玄関まわりだからこそ、家に帰った時になんだかホッと安心できる空間になったのではないでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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