お風呂場の窓や勝手口まわりの目線カットを工夫してみました

こんにちは。ガーデンプラス熊本中央店の坂本です。

今回のご紹介する施工事例は、お風呂場の窓や勝手口ドアを開いたときに隣地からの目線が非常に気になるとのご相談があり、ご不安を解消した案件です。

早速施工前のお庭の様子からご紹介いたします。

こちらは施工前の写真です。お風呂場のある北面の隣地側は段上がりの高台であり、上方からの目線が気になります。現況は畑になっていますが、将来は宅地化の見込みが高い場所です。奥様にとっては一番気になられる所で、窓の上部の高さまでは最低限目隠しが必要、と切実にお話しをされていました。

また、勝手口ドアのある西側の隣地側は、段下がりの土地で住宅の窓からの下方からの目線を気にされていました。

解決策としてまず北側のお風呂場前に提案しましたのは、目隠しフェンスです。

北側から西側に向かってL字型に目隠しフェンスの設置するようご提案しました。採用したアイテムはLIXIL製品の「フェンスAB YM2型 T-8」です。自立式2段施工とし、多段柱の高さはT-24を使用しまして窓の高さより上部に設定しました。

ホワイトのフェンスなので外壁とも統一感があり、窓から外を見ても圧迫感なく納まっています。
お風呂場の窓と同じぐらいの高さもしっかり確保できました。

西側の勝手口ドア部分は、テラス屋根と前面パネルを組み合わせて設置しました。製品はYKKAP社の「ソラリア テラス屋根フラット型」です。柱はロング柱を使用し、既存の勝手口の庇よりも上に屋根を取り付けることにしました。屋根材と前面パネルは熱線遮断ポリカーボネートのアースブルー（マット調）色を利用して、隣地からより見えにくいパネルにしました。

L字型に採り付けた目隠しフェンスの延長部分と近接させており、隣地からの隙間のない目線カットが出来ました。

屋根やパネルに囲まれた勝手口周囲は雨でも濡れることがないために、ゴミ袋の仮置きなどストックヤードとして多目的に利用が出来るので、お客様は大変ご満足いただいております。

皆さまもご新築やリフォームのご検討のなかで、近接する周囲からの見え方を気にされることがあると思います。

様々な状況にてベストな選択をするための一つの参考例としてご紹介しました。それではまた次回よろしくお願いします。