カエルの侵入を防いでお気に入りデザインに生まれ変わるガーデンリフォーム

こんにちは。ガーデンプラス前橋の山本です。

今回ご紹介するのは、ガーデンリフォームをご依頼いただいたお宅の外構工事についてです。外構工事をご依頼いただくきっかけとなったのは、カエルの侵入。都市部にお住まいの方はあまりピンと来ないかもしれませんが、地域によってはカエルが敷地内や家の中に入ってきて困っているというのはよく聞くお悩みです。そこでカエルの侵入をはじめ、お客様のお悩みを解決するためのリフォームをさせていただくことになりました。お客様からいただいたご要望はこちらです。

・カエルが敷地内に入ってこないようにしたい

・雑草対策をしたい

・ご近所の目が気にならないように目隠しを設置したい

・テラスにはタイルデッキを設けたい

・門柱をかわいくリフォームしたい

工事後のお写真の前に、まずは施工前のお庭の様子からご覧ください。

こちらは施工前のファサードです。

駐車スペースは砂利敷き、主庭は人工芝という外構デザインですが、現状ではどうしてもお庭にカエルが好きな水分が残りやすくなってしまいます。さらに砂利の隙間から雑草が生えてきて、お客様はその処理にもお困りでした。

そしてこちらは施工前の主庭の様子です。

もう工事に入っているので地面は土の状態ですが、工事前はきれいな人工芝が印象的なお庭でした。今回の工事では植栽スペースなども一度撤去して、設置し直します。

こちらはお客様に新しいお庭のイメージを持っていただくために作成したパース図です。

施工前のお写真では少し分かりにくかったのですが、こちらのお宅の敷地は三角形を少し変形させたような形をしています。変形地の特性を生かして角のスペースには既存のシマトネリコを植え、余すところなく敷地を活用できるようレイアウトにも配慮しました。

そしてお悩みのカエルが好んでお庭に来ないように、「カエルの好物である虫を発生させない」「お庭に水分を残さない」この2つに配慮してプランを設計いたしました。

そしてこちらが施工後のファサードです。

土間コンクリートと白い門柱で、明るい印象になりました。無機質な印象を与えがちなコンクリートも、ベージュ系のインターロッキングをアーチ状に入れて柔らかなデザインに。コンクリートの表面が乾きやすいように勾配にも注意しましたので、これでカエルも好んで来なくなると思います。

そしてこちらは施工後の門柱です。

かわいらしいデザインをご希望でしたので、丸みのあるアールデザインとリーフモチーフのロートアイアン表札で、フェミニンな南欧風デザインに仕立てました。こちらの門柱の一番大きな面の部分は少し内側にカーブをつけて配置しましたので、玄関まわりの気になる視線のカットにも役立ちます。足元には土を残して植栽スペースを作りましたので、植物を植えるとまた華やかな印象になりますよ。

お客様ご要望のタイルデッキは、パーゴラとセットでナチュラルにまとめました。

パーゴラには天然木の角材をアルミで再現したYKKAP社のサザンテラスを使い、どこかレトロだけれどおしゃれなデッキ空間を演出。デッキのタイルと同系色にしたことで、まとまりのある印象に仕上げました。

そしてこちらは施工後の主庭です。

全面をメンテナンスフリーなコンクリートにしましたが、弧を描くインターロッキング目地やアイボリーの木目調フェンスのおかげで、洋風カジュアルのデッキのテイストにもあうナチュラルなお庭になりました。

隣接するお宅は土地が低くなっているので、目隠しフェンスは低めに設定。お庭の日当たりの良さや開放感はキープしながら、気になる視線を遮ることができました。お写真では分かりにくいですが、奥の角ばったスペースには既存のシマトネリコの植栽スペースも設けましたので、瑞々しい緑も楽しめます。

今回のお宅では敷地が広い分、大掛かりな工事になりましたが、これでカエルにも悩まされることなくお庭でお過ごしいただけると思います。足元がコンクリートなので、お庭で場所を選ばずバーベキューも楽しめますよ。これから少しずつ涼しくなってくるので、生まれ変わったお庭でガーデンライフをお楽しみいただけると嬉しいです。

ガーデンプラス前橋では、9月も店舗での相談会を予定しております。カーポート・駐車場・ウッドデッキ・人工芝・雑草対策など、お庭に関わることは何でもご相談くださいませ。
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