ご予算内でかなえたテラス囲いのある新築外構

こんにちは。ガーデンプラス龍ヶ崎の横田です。

今年は暖冬かと思いきや急に梅雨のような天気になったり、寒気が流れ込んできたりと天候の読めない日が続いています。夏になりますと、また大きな台風やゲリラ豪雨といった災害にもつながるようなお天気の日も出てくることでしょう。こういったお天気の急変にも対応できるよう、テラス屋根やテラス囲いをご希望いただくお客様は少なくありません。

本日ご紹介する新築外構も、施主様からテラス囲いをご希望いただきました。お天気を気にせず、また室内からそのままお洗濯ものを干せるスペースはとても便利です。また外構のご予算に上限がありましたので、ご予算内でできるだけ施主様のご希望をかなえられるように設計・提案させていただきました。

早速施工ポイントごとにご紹介いたします。

まずはファサード部分のご紹介です。施工前は地面のままの状態で、やや勾配のある土地です。駐車スペースは提案してほしいとのことでしたので、ファサード部分はすべて土間コンクリートで舗装するご提案をいたしました。

こちらがご提案時のパース図です。すべて舗装することで、ご来客用の予備駐車スペースとしてはもちろん、自転車置き場やバーベキュースペースとしてもお使いいただけますし、雑草の心配もなくなります。

施工後のお写真がこちらです。すべて土間コンクリートで舗装することで3台分の駐車スペースを確保できました。またいつもご利用のスペースに設置したカーポートは、弊社姉妹店エクスショップのプライベートブランド「Value Select」のアイテムを採用し、コストを抑えることができました。

玄関前のスペースだけ、レンガ調のコンクリートブロックで目地を入れてアプローチに。ご予算内に収めるために乱形石などはできませんでしたが、目地でデザインを入れるだけでアプローチらしさを演出できますね。

また玄関前には表札や照明、ポストが一体となっている木調の機能門柱を設置しました。枕木風の可愛らしいデザインが玄関のナチュラルな雰囲気に似合います。

施工前のお庭はこのような状態です。施主様からは、お庭にはテラスルームをつけるというご希望だけでした。そこでテラス囲いの設置を優先し、犬走りや勝手口まわりには雑草対策のための防草シートと砂利を敷設して、主庭はそのままにすることにいたしました。

ご提案時のパース図がこちらです。犬走りや勝手口まわりといった狭いスペースは、ガーデニングなどのためのお庭としてはあまり使いませんので、雑草対策を先にしてしまった方が毎日のメンテナンスが楽になります。

ですが主庭についてはまだ、花壇を作ったり芝生を張ったりと後からご希望が出てくるかもしれません。予算に余裕がないときはいっそそのままにしておいて、ご自分で少しずつ庭造りをするのも楽しいものです。

施工したテラス囲いがこちらです。LIXIL社の「サニージュF型」を施工いたしました。隣家に面する側面には白いパネルを設置して足元の目隠しをし、主庭側は引き戸をつけてお庭部分と行き来ができるようにしています。中は吊り下げ用物干し竿をつけ、側面は窓や扉で開けられるようになっているので、夏場でも風通しよく洗濯物を干していただけます。

もちろん床面の高さは室内と合わせているので、お部屋が広がったかのように行き来できますね。実は施主様は小さなわんちゃんを飼われていらっしゃるとのことですので、わんちゃんの日向ぼっこにもおすすめのスペースです。

いかがでしたでしょうか？
今回は低予算を念頭に置いて、お客様のご希望を予算内でかなえるように設計。お打ち合わせの際に相談しながら少しずつプランをかため、最終的には７プランまでつくりましたが、駐車スペースや犬走りなども整えながら、ご希望通りテラス囲いを設置することができました。

施主様からも、「打合せから何度も手直ししていただいて、度重なる変更も嫌な顔ひとつしないでご対応くださいました。施工もほぼ希望通りの仕上がりとなりました。」とお言葉をいただけました。こちらこそ、お打ち合わせに何度もお付き合いいただきましてありがとうございました。今回施工したお庭が、毎日の暮らしに役立ちますことを願っております。