天然芝マニュアル~お庭に美しい芝を~
お庭に美しい緑の天然芝を植えてみませんか?
①初期管理
外構工事では天然芝は、正方形のマット状のものを敷き詰めて植えていきます。天然芝を張ったあとは表面は乾きやすいので、水やりは表面が乾燥したらすぐにあげてください。芝は根が張るまで2週間ぐらいの時間がかかります。その間はなるべく芝の上を歩かないようにして、根が張るのを待ってあげてください。
②水やり
根が張った芝生になったら定期的に水やりを行ってください。春~夏にかけて一日1~2回ほど水を与えますが、秋~冬にかけては週に1回暖かい日中にあげるだけで大丈夫です。水やりをする時は、芝の表面が湿っているだけでなく、底の土まで染み込むにしっかりと水やりをしてください。
③芝刈り
真夏は必ず芝刈りをしてあげましょう。草刈り機で行うのが一番いいのですが、草刈り機をお持ちでない場合や芝生目地などスペースが小さい場合は、刈込ハサミで刈り込んであげるだけでも大丈夫です。短く切ってしまうとそれ以上が伸びにくくなってしまうので、最低でも1センチほどは残し、短くしすぎないように気をつけましょう。
④草とり
天然芝は根と根が密集しているため、他の雑草が生えにくい特長があります。しかし根が張っていない最初の頃は、風などで飛んできた種から雑草が生えてしまうこともあります。芝がまだ根づく前に雑草が生えると、芝が負けてしまうこともありますのでこまめに草取りをしてください。
⑤サッチング
秋から冬にかけて、古くなった芝が黄色く枯れます。そのままにしておくと枯葉やゴミが溜まり、生育の不良や虫の発生の原因になります。熊手などでひっかき掃除(サッチング)をしてあげ、ゴミを取り除いてあげましょう。
⑥エアレーション(空気穴)
芝を育てて行くと数年ぐらい経つと根が張りすぎたり、よく歩る場所の土が踏み固まってしまったりし、芝生が生えにくい状況になってしまうことがあります。新鮮な空気を取り込ませるために、芝に穴をあけてあげましょう。ローンスパイクと呼ばれる専門の器具もありますが、履いて穴を開けるサンダル状の便利グッズも販売されています。木の枝など尖ったものでも代用可能ですよ。
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ガーデンプラス相模原 担当:稲垣美佐
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