庭へ進むのが楽しくなる小道

みなさんこんにちは、ガーデンプラス仙台の下舘です。

少しづつ寒さが訪れ、冬の到来を予感させる季節になりました。舞い散る落ち葉に物悲しさも感じますね。

今日は長年住み慣れたお庭をすっきりさせ、ガーデニングを楽しみながら管理しやすいお庭にリフォームした施工例をご紹介させていただきます。

お客様のご要望として

＊花壇をコンパクトにしたい

＊雑草対策

＊老朽化した門柱の交換

ということで、思い出がたくさん詰まったお庭を、素敵なお庭に生まれ変わらせるお手伝いをさせていただきました。

こちらは、施工前の門柱のお写真です。

長年使用して老朽化が目立ってきました。植え込みに埋もれてしまい使いにくくなっています。

そして、こちらが新しくなった門柱です。

LIXILの枕木材にやさしい曲線美のデザインポスト『リエット』を取付けました。ソフトクローズ設計になっていて扉がソフトに閉まります。

温かみのあるタイル表札は、美濃クラフトタイルを使用しています。植え込みも整理しスッキリとした印象になりました。

玄関脇からお庭へ続く園路の施工前の様子です。

フェンス沿いをガーデニングスペースにされていましたので、歩行できるスペースが狭く感じられますね。

そしてこちらが施工後の様子です。

訪問された方の目にも入る玄関脇ですので、絵画的な美しさを備えたエスビックのパエリア　サフラン色を使用して明るい色の小道をつくりました。

不凍水栓柱も新しいものに交換。ワサビ色の『アイスルージュ』はお庭のお洒落ポイントとなっています。

植栽には四季を通じて趣きを味わっていただきたく、角には株立ちの「ヒメシャラ」を配置。ちょうど紅葉シーズンに植えこんだので、赤く染まった葉が美しいですね。周りにはサークルテラスを施工し、視覚的デザイン性を高めています。

こちらは、施工前のお庭の様子です。

広く取った花壇スペースですが、年々管理が大変になり雑草の温床になってしまいました。また、ウッドデッキに近すぎて園路のスペースが十分確保できない状態になってしまっているので足元が少し危なく感じますね。

そしてこちらが施工後の様子です。

玄関から続く小道は主庭を横断していきます。

花壇スペースは少し縮小しｍ元々あった植物も整理。縁取りはアプローチに合わせたピンコロ石にしています。

既存のウッドデッキにはステップを新設しました。お部屋前のスペースにはエスビックの平板オールラウンドペイブを敷き、それぞれのスペースをきっちり分けることでとても使い勝手がよくなっています。

アプローチや平板の下には100mmの砕石層を敷き、暗渠としての機能性も備えてあります。

また、奥の角にとった花壇スペースには爽やかな印象の株立ちのアオダモを植えました。

園路のまわりは雑草対策として防草シートを敷き、その上に化粧砂利を敷き詰めてあります。

化粧砂利に使用した稲田錆がアプローチを引き立て、美しさと品のある佇まいを演出しています。

この小道を歩くとちょっとした贅沢感が味わえそうですね。

今回の工事中、ちょっとしたサプライズがありました。

息子さんが小さい時に埋め、忘れられていたスチール缶のタイムカプセルが掘削時に姿を現したのです。

これにはお客様も大変驚かれていました。時を超えた贈り物ですね。

今日はガーデニングを楽しみながら管理しやすいお庭に生まれ変わった案件のご紹介でした。