おしゃれで手入れしやすい庭に｜ナチュラルガーデンの作り方と施工ポイント

こんにちは！ガーデンプラス豊橋店の山部です。

今回ご紹介するのは、ご夫婦でガーデニングを楽しまれているお客様のお庭のリフォーム事例です。
お庭には色とりどりの草花や多肉植物が広がっており、植物に似合うナチュラルな空間づくりがご希望でした。

今回は、既存の植物を活かす、ナチュラルガーデンの作り方をご紹介します。

施工前のお庭は、隣地との境界にメッシュフェンスがあるだけで、外からの視線が気になりやすい状態でした。
せっかく手をかけて育てた植物たちも、どこか落ち着かない印象になってしまいます。

そこで今回は、植物を引き立てるガーデニングフェンスを新たに設置することに。

ガーデニングフェンスとして設置したのは、「グローベン　プラドフェンス」です。
お客様のご希望は、木目調で縦張り、そしてお手入れが簡単な素材であることでした。

植物が主役になる庭だからこそ、“背景になるフェンス”の選び方がとても大切です。
木目調のデザインが植物の緑を引き立て、空間全体をやわらかい雰囲気に包んでくれます。

こちらのガーデニングフェンス、見た目は天然木のような柔らかさがありながら、再生樹脂に 60％の木粉を混合し、表層を高密度ポリエチレン樹脂でコーティング。

樹脂フェンスの中には、水を吸うものとそうでないものがありますが、、プラドフェンスは水を吸わないので、水拭きなどで簡単に汚れを落とせます。

高耐候・高強度・低伸縮性を兼ね備えた、長く使えるフェンスです。

さらに、コストパフォーマンスにも優れており、ナチュラルガーデンに取り入れやすいフェンスとしておすすめさせていただきました。

もともと掃き出し窓の先には、日差しを遮るものがなく、日中は陽射しが強すぎてカーテンを閉めがちに。

掃き出し窓前にはテラス屋根を設置したいとのご要望でした。

そこで採用したのが「LIXIL フーゴF テラスタイプ」です。
こちらのテラスは、建物の外壁に穴を開けずに設置できるのが特長。

外壁の材質が原因でテラス屋根の設置を断念されていた方も、設置可能です！

今回はすき間ふさぎ材も併用し、雨の吹き込みも最小限に抑える工夫を施しました。

また、熱線吸収ポリカーボネートを選ばれたので、作業する際や、お庭を楽しむ際にも暑さをやわらげることが出来ます。
夏場の庭作業や植物のお世話も快適になりますね。

テラス屋根の設置後、お客様がご自身でグリーンを這わせられ、お庭によく馴染んでいます。

時間が経つにつれ、人工的な構造物が自然と馴染んでいく“ナチュラルガーデン”らしい風景に。下から見上げるグリーンも涼しげで、夏の癒しスポットとして活躍してくれそうですね。

ガーデニングフェンスに多肉植物が可愛く映えます♪

ナチュラルガーデンの作り方において大切なのは、植物の表情に合った外構の選び方です。
今回のように、
・目隠しフェンスで視線をゆるやかに遮る
・フェンスや屋根材の色味をグリーンに馴染むものにする
・植物の手入れをしやすい動線を確保する

といった工夫を取り入れることで、今あるお庭を活かしながらも植物がより引き立つ空間へと変わります。

また、フェンスの向こうにチラリと覗くグリーンは、ご近所の方にとってもやさしい風景になるはずです。

いかがでしたでしょうか？

植物が好き、庭にもっと手をかけたい。そんな気持ちを持っていても、
「どんな素材を選べばいい？」「どこに何を置くのが正解？」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

お庭づくりを楽しまれる時、ご自身では難しい部分、どういう風にすればいいかお悩みのこと等、是非お気軽にご相談ください。