カーポート選びのポイント

こんにちは。ガーデンプラスつくばの小川です。

今年初めのブログでは、カーポートの選び方についてご紹介したいと思います。外構で設置するエクステリアの中でもカーポートは大きいため、建物やお庭の印象にも影響を与えます。利便性を考慮して設置されることの多いカーポートですが、デザイン性も考慮して選ばれることをおすすめします。

まずは実際に当店でカーポートの施工をさせていただいたお宅の、施工前の状態からご紹介いたします。

施工前のお写真です。

駐車スペースには土間コンクリート施工されているのですっきりした印象ではありますが、屋根がない分、雨の日はお車の乗り降りが慌ただしくなります。買い物で大きな荷物がある時は、出し入れも大変そうです。

施工後のお写真がこちらです。

お住まいの建物がフラットな陸屋根でしたので、カーポートとのデザインの一体感を考えて、フラットタイプのカーポートをご提案いたしました。使ったカーポートはバリューセレクトのソリッドポート。無駄のない洗練されたデザインと、価格の安さからこちらのカーポートを選びました。バリューセレクトは弊社ガーデンプラスの姉妹店であるエクスショップが展開するオリジナルブランドで、高品質ながらコストを抑えられることから、しばしばこちらのブランドのものをご提案させていただいております。施主様も予算内で2台分のフラットタイプのカーポートを施工できたことを、大変喜ばれていました。コストが浮いた分、費用を他の部分にまわすこともできますね。ダークカラーのモダンな建物にもステンカラーのスタイリッシュさがマッチし、建物と外構の一体感のあるデザインに仕上がりました。

このようにカーポートを選ぶ際は、デザイン・費用・機能性の面から選ぶと失敗しません。ここから先は、これらの点を踏まえたカーポートの選び方をご紹介いたします。

こちらはラウンドタイプのカーポートです。柔らかいアーチを描くラウンドタイプは、優しい印象のお住まいや外構におすすめのカーポート。温かみのある素材やエレガントなテイストを大切にするなら、ラウンドタイプのカーポートがお庭の雰囲気に馴染みます。白いフレームなら清潔感のある印象に、木調デザインを取り入れると少し味わいのある印象になりますよ。建物のサッシとカーポートの柱やフレームの色合いを合わせることも、統一感のある駐車スペースづくりのポイントです。

少し個性をプラスしたいなら、こんなカーポートもおすすめです。こちらは三協アルミ社のダブルフェース。

吊り上げ式のダイナミックな形状から、構造美を感じさせます。屋根を支えている柱は、サイドや後方など設置位置を選択することが可能。力強さを感じる独特のデザイン性と、入出庫の際の柱が邪魔にならない機能性を兼ね備えたカーポートです。

こちらも柱の位置を考慮して施工されたカーポートです。

駐車スペースいっぱいにカーポートを設置すると柱がアプローチにかかり、玄関までの動線を邪魔してしまいますが、フレームを伸ばしてアプローチの脇に配置したことで、動線を確保しました。カーポート自体も実際のサイズより大きく見えることで、堂々とした佇まいになっています。フレームエクステリアを駆使することで、既製品にはない自由さでそのご家庭に合った外構に仕上がりました。

ここまではポリカーボネート製の屋根材を使ったカーポートをご紹介しましたが、こちらは折板タイプのカーポート。今年は暖冬で全国的に雪が少ないですが、これから何年も使い続けるカーポートの耐雪性も気にしたいですね。ある程度雪の降る地域なら、耐雪性能を兼ね備えた折板タイプのカーポートがおすすめです。耐荷重性を持ったスチール折板が、重みのある雪から大切なお車を守ります。ご注意いただきたいのは、耐雪性能。雪も種類によって重みが変わります。軽い新雪と水分を多く含んだざらめ雪とでは、同じ積雪量でも重みが3倍ほども違いがあることも。耐雪性能は余裕を持ってお選びいただくことをおすすめします。

いかがでしたでしょうか？

屋根として役割を果たすカーポートも、デザイン性や機能性、将来的に起こりうるライフスタイルの変化を考慮してお選びいただくと長くご愛用いただけます。カーポート選びのご参考にしていただけると幸いです。