角地特有のプライバシーのお悩みを解消する新築外構

こんにちは。ガーデンプラス和歌山店の杉本です。

分譲地において、昔から角地は人気がありますね。敷地の２方向以上が道路に面しているため、他の建物との隣接面が少ないことから日当たりが良く、開放感があることが人気の理由です。でも角地は外構デザインに気をつけないと後々後悔することもあります。角地のメリットの一つでもある開放感ですが、逆手にとればプライバシーの侵害になりかねません。日々の生活を安心して過ごすために、人の視線をどれだけ遮るかも重要になってきます。室内でゆっくりする時も外の人の視線や気配が気になるようでは、快適に過ごせませんよね。そうならないように、プライバシーの面は外構でしっかりカバーする必要があります。

今回ご紹介する新築外構も日当たりのよい角地なのですが、人の視線を気にせず過ごせるように目隠しフェンスの設置もご要望としていただきました。外構を設計するにあたってお客様からいただいたご希望がこちらです。

・目隠しフェンスを設置したい

・門柱に花形ブロックを使いたい

・ピンクの乱張り石をハート形に加工してほしい

・新築時からあるデッキに木目調のテラス屋根を設置したい

以上のご要望を取り入れて外構をデザインしました。まずは主庭に設置した目隠しフェンスからご覧ください。

こちらが主庭に設置した目隠しフェンスです。

角地は多方向から人の視線が入り込みますので、一面だけでなく主庭を囲うように配置して人目を気にせず済むようにしました。フェンスで囲うとお庭や外観に圧迫感が出てしまいがちですが、白い木目調のフェンスを使ったので、閉塞感もなく外観も軽やかな印象ですね。使った部材はF&F社のマイティウッドデコ。柱や横板をセミオーダーで注文できるので、お庭のサイズにぴたりと収まりました。駐車スペースに出るための出入り口として同タイプの門扉を使い、フェンスと統一感を出しています。

お写真でテラス内をご紹介できないのが残念ですが、フェンスの上から少しだけ見えているテラス屋根も今回の施工で設置いたしました。使用したエクステリアはYKKAP社のサザンテラス パーゴラタイプ。お客様は木目調をご要望でしたので、フェンスとのコーディネートにもぴったりなバニラウォールナットカラーを使用しました。アルミ製のエクステリアですが天然木の角材を再現したナチュラルデザインで、白いフレームが建物にも軽快に馴染んでいます。

そしてお客様がご要望された花形ブロックを使った門柱がこちらです。

花形ブロックはもともとは沖縄地方を中心に使われていた部材で、沖縄特有の強い紫外線を遮って風通しを良くしたり、台風による風圧を逃す目的で使われていましたが、実用性と見た目の美しさから沖縄以外での地域でも使われるようになりました。

オリエンタルな雰囲気で見た目が美しいのはもちろんですが、高さを出して玄関の目隠し機能を持たせた門柱の圧迫感が軽減されていますね。

最後にご紹介するのはアプローチに施した乱形石です。お客様ご要望のピンクのハートの石もしっかり入れましたよ。どこに入っているか、分かりますか・・？

正解はこちら！矢印で示した２か所にハート型にカットした石を入れてみました。

遊び心のある隠しデザインは外構でも人気で、キャラクターや動物モチーフをご依頼いただくこともあります。さりげなく外構にオリジナリティを出す方法としてもおすすめですので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございます。

住んでみてから後悔しないように、人気のある角地は目隠し対策をしっかり行いましょう。目隠しの方法はフェンスの他にも、角柱や塀・植栽を使った方法などバリエーションが豊富です。新築外構工事の他、目隠し対策のリフォームなどもお気軽にご相談ください。

ガーデンプラス和歌山では、今月も店舗での相談会を予定しております。カーポート・駐車場・ウッドデッキ・人工芝・雑草対策など、お庭に関わることは何でもご相談くださいませ。
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