古木風の擬木を使った侵入防止のためのリフォーム工事

こんにちは。ガーデンプラス茅ケ崎の川延です。

今回ご紹介するのは、敷地の境界線を示すための擬木と駐輪スペース設置工事です。敷地の広さを選ばず開放感があることからも人気のオープン外構ですが、外からの視線などプライバシーの面で困ることがあります。通行人やご近所の視線の他、意外と気になるのが敷地内への侵入。よく耳にするのが、同じ地域に住む小学生など小さなお子さんが悪気なく敷地内に入ってくるパターンです。こちらのお客様も、人が安易に庭に入らないような対策ご希望でした。お客様からのご要望はこちらです。

・オープン外構にしたい

・知らない人が庭に入ってこないようにしたい

・自転車を停めるためのスペースが欲しい

以上のご要望をもとに、外構工事をさせていただきました。

こちらは敷地の内側から見た駐輪スペースです。自転車を押しやすく停めやすいように、土間コンクリートで平坦な仕上がりに。これなら雨上がりの足元のぬかるみも気にしなくて済みますね。排水がうまくいくように雨水桝の高さも調整しましたので、水はけもバッチリです。

そして道路との境界には擬木で柵を設けました。古木のような木の柱は一見すると本物の木のように見えますが、天然木は経年劣化が激しいので、朽ちたり変色したりしないようにコンクリート製の擬木を使いました。使用したのは、東洋工業社のレイルスリーパー ラフト。ヴィンテージ感のある古木のような味わいを、お庭でもお楽しみいただけます。これでデザイン性を保ちつつ、敷地へ侵入されるお悩みが解消できました。

そして掃き出し窓のある主庭側には、フェンスを設けました。こちらには視界を遮らないメッシュフェンスを使用。安全対策をしつつ、お庭に開放感を生み出します。目隠しフェンスの場合、フェンスと窓の距離が近いと時間帯によっては室内が暗くなってしまいますが、メッシュタイプなので日当たりも良好です。

今回は擬木やフェンスで敷地を囲うことで知らない人の侵入防止を図りましたが、その他の方法もご紹介いたします。

工事を最小限に抑えたいという方は、チェーンポールはいかがでしょうか。チェーンポールは地中に収納できるので、人の出入りのあるアプローチや駐車スペースにも設置が可能。跨げる高さとはいえ、障害物があるだけで侵入抑止に繋がります。既存の設置物があったり、あまり大掛かりな工事をしたくないという方におすすめですよ。

自然な侵入防止策として、庭木や植物を植えるのも有効です。

特に高さのある木は目隠しにもなりますし、人間の心理として、植物をかき分けてまで入ってこようという人はあまりいません。紅葉や開花を楽しめる植物を選べば、お庭に季節感も出て一石二鳥です。敷地内への人の出入りが気になるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

室内にいるときに人の気配が感じられたり視線がこちらに向かうことは、日々の暮らしの中でとてもストレスになります。もちろんフェンスの設置は一番有効ではありますが、ご近所からは閉鎖的なイメージを持たれたり、お庭が暗くなるという心配がありますよね。そんな不安を解消するプランをご提案いたしますので、お庭の事でお悩みの際はぜひ一度お気軽にご相談ください。