縦格子と坪庭が美しい和風デザインの外構工事

こんにちは。ガーデンプラス福岡店の佐々木です。

先日行わせていただきました和風の外構工事についてご紹介をさせていただきます。

早速ですが、今回お客様よりいただきましたご要望からご紹介をいたします。

≪施主さまのご要望≫

●裏側隣地境界の土留め工事をしたい（土のままで大雨などで崩れないか心配されていました）。

●建物にあった外構デザインにしたい。

●玄関前に格子を取付け表札やポストをまとめたい。

●既存の石と鉢を取り入れてほしい。

施工前の建物がこちらです。ベージュブラウンの壁と焼杉のような板材を縦に使ったツートーンの外壁に、丸い窓が印象的な和モダンのお住まいでした。

土留め工事をしたいとご要望いただいた裏側隣地境界のお写真がこちらです。

お施主さまのおっしゃる通り、土がかなり急な傾斜で盛られて崩れかかっており、少々心配な状態です。

今回はこのようにご提案をさせていただきました。

左上の平面図を見ると分かりますが、敷地形状は変形地となっています。そこで犬走りも土間コンクリートで舗装することで、外構面積の隅々までしっかり使えるようにしました。狭い場所に雑草が生えるとなかなか手入れをしにくいものですが、コンクリートを打っておけば草むしりの必要がありません。

その他のご提案内容は以下の通りです。

・本来は先行で工事をしなければならない場所でしたが、安全確保の為、隣地側のブロックも一度解体し型枠ブロックにて施工しました。

・アプローチや門廻りは建物と色調をあわせ和風モダンのイメージでプランニングしました。

・玄関前の格子はタカショーの木調アルミのエバーアートウッドを採用しました。外壁と調和のとれたカラーと木目です。

・既存の石はアプローチ横の花壇の縁取りに、鉢は花壇内にアクセントとして配置しています。

早速、完成した外構をご紹介いたします。

こちらが完成後のお写真となります！

和風のデザインで、建物とよくマッチしています。玄関ポーチに設けた縦格子（タカショー・エバーアートウッド）は以前から建物の一部だったかのように馴染みましたね。縦格子の表側にはポストや表札を取り付け、裏側には宅配ボックスが隠れています。お掃除用具など生活感のあるものもさりげなく格子の裏側に隠すことができるスペースが生まれました。

アプローチには黒の乱形石を貼り、ポーチ脇は割栗石で囲った植栽スペースを設けました。繊細な深い緑の葉の庭木はソヨゴです。季節になりますと赤い実をつけてくれる、和のお庭にも似合う植栽で、非常に美しいですね。

土でいっぱいになっていた法面ですが、不要な土は処分し、隣家の擁壁沿いに土留めの塀を設けました。負荷のかかる場所の土留めや背の高いブロック塀は「型枠ブロック」という、厚みがあり、中にしっかりコンクリートを充填させて固定する専用ブロックを使います。通常のブロックと比べるとやはり割高にはなりますが、安全性のためにもぜひお使いください。最近ではデザインされた型枠ブロックも数多く登場していますので、道路から見える塀や門への使用もご検討いただけます。

更に控え壁という壁を補強する塀も設けて、きっちりと安心の仕上がりです。

駐車スペースも設けております。

カーポートはYKKAP社の「レイナポートグラン」です。通常の屋根材も紫外線を防ぐ効果がありますが、更に「熱線遮断ポリカーボネート材」を使うと、熱を生む赤外線までカット。夏場駐車スペースに停めている間に起こる車内温度の上昇を軽減してくれるので、すぐに運転にとりかかることができます。ブラックカラーのフレームも、建物と一体感があってキリッとした表情ですね。

いかがでしたでしょうか？

ガーデンプラス福岡では、毎週土日に店舗にてお庭の相談会を開催しております。

ちょっとしたリフォームのご相談や、「もっと使いやすくしたい」など、様々なご相談を承っております。

もちろん、ご新築の外構工事に関しましても、プロの目線から丁寧にご提案をさせていただきます♪

ぜひ、お気軽にご相談くださいね。

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