ボーダータイルを使ったモダンで高級感のある新築外構

こんにちは。ガーデンプラス福岡の佐々木です。

今回のブログでは、先日行わせていただきました新築外構工事についてご紹介いたします。

お客様よりいただきましたご要望からご覧ください。

《施主様のご要望》

●建物の外観に合った外構に。

●お庭まわりは高さのある目隠しフェンスをしたい。

細いタイルデザインの外壁と、直線的な陸屋根が特徴的なお住まいでした。幕板やサッシが金属系カラーに統一されたモダンな外観に合わせて、外構もプランニングさせていただきました。

施工前の状建物が建つ前のお写真です。

とても広い敷地で、これから建物と外構がどの様な感じになっていくのか楽しみですね。

こちらが施工後のお写真です。

広いファサードを活かし、手前は駐車スペース、奥は主庭を配置しました。駐車スペースと主庭の間は高低差がありましたので、土留めを施工し、目隠しフェンスを設置しています。

ファサード中央に幅広の門柱を設け、アプローチはクランクさせました。門まわりをフォーカルポイントにすることで、道路と正面に向き合う玄関への視線を減らします。

門柱と表の土留めブロックには建物の外壁タイルと似たデザインのボーダータイル、LIXIL社の「セラヴィオK」を採用しております。幅の広い門柱や土留めですが、外壁と一体感のあるデザインに仕上がりました。また2台用の大きなカーポートも建物やフェンスの水平ラインに合わせてフラットタイプを採用しています。

全体的に建物とお色味を合わせて、とてもカッコ良くすっきりとした外構が出来上がりました。

それでは施工ポイントごとに詳しくご紹介いたします。

メインの駐車スペースにはYKKAP社の「エフルージュツイン」を設置しました。

お写真左側の境界の既存ブロックにも、土留めや門柱と同じボーダータイルを張り、一体感のある引き締まった印象に。

床面はシンプルにコンクリートを打設し、目地はブラックのピンコロ石を並べました。

直線で構成されたすっきりとした印象の駐車スペースです。

駐車スペース中央に配置したアプローチは、黒系の乱形石で仕上げました。乱形石というと華やかなイエローやピンク系が人気ですが、黒や白といったモノトーンもシックで美しく、目地とのバランスを楽しむことができます。

門柱も建物に合っていて、とても素敵な仕上がりとなっております。奥に見える植栽スペースも良い感じですね。道路から玄関までのアプローチは、わざと最短距離の直線でなくL字型や曲線など迂回させることによって、オープンスペースとお住まいの間にワンクッションもたせ、期待感を高める効果もあります。

門塀上のアルミ笠木にもLEDのラインライトが仕込んであり、夜間はやわらかな明かりがお出迎えしてくれます。

こちらは門柱の裏側です。

ポストと宅配ボックスの一体型で、前入れ後ろ取り出しの仕様です。ポストは壁がすぐ後ろにある場所などに設置する場合は前入れ・前取り出しにすることもできるのですが、玄関に近い側から取り出せるようにすると使いやすいですね。

アプローチは左右に動線を確保し、正面からでもお車でお帰りの際も通りやすく、郵便物の確認もしやすいように設計しました。

奥に進むとタイル貼のアプローチ階段があり、シンプルな手摺りを設置してスタイリッシュに仕上げました。

右手の植栽スペースは高さを変えて2か所設け、シンボルツリーと低木・下草類とで分けています。
また植栽スペースの内にはポールライト、階段にも床面にLEDライトを設置しました。
夜間の通行の際の安全面にも配慮されたエントランス空間です。

こちらは、土留めされたお庭側から見た目隠しフェンスです。

高さのある目隠しフェンスは2段仕様で、防犯性の為、下の段はすき間のある横スリットタイプを使用しています。

目線は遮りつつも、前面道路を通行する人や近づく人影は分かるようになっております。

いかがでしたでしょうか？

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