落ち着いた色調で統一感を出した新築外構

こんにちは。ガーデンプラス船橋の本多です。今年もガーデンプラス船橋をどうぞよろしくお願いいたします。

年が明けて最初にご紹介させていただく施工は、広々とした道路側の敷地を生かした新築外構です。ウッドデッキの設置と駐車スペースの施工をまずは行って、生活が落ち着いてから全体のプランを練るということで工事のご依頼をいただきました。

まずは施工前の外構からご覧ください。

こちらが施工前の外構の様子です。

門柱とアプローチはハウスメーカー様が施工されるということで、現場調査に行かせていただいた時はまだ門柱も基礎だけが建った状態です。建物前に駐車スペースを設ける予定でしたが、お写真にもありますように足元が完全に土ですので、雨が降るとお車の乗り降りがかなり大変なのが想像できます。こちらの作業は早急に進めさせていただきました。

施工後の駐車スペースです。

土間コンクリートで舗装し、カーポートを取り付けました。土間コンクリートの目地には淡いブラウンのインターロッキングを使い、コンクリートの武骨さを和らげています。

カーポートにはValueSelectのソリッドポートを使用。柱やフレームはオータムブラウンで落ち着きのある色合いを使い、建物のサッシと色味を合わせることで外構との一体感を感じられるように仕立てました。

ご要望通り、テラスにはウッドデッキを設置しました。

入隅部分に合うように、ウッドデッキを空間に合わせてピッタリ納めています。ウッドデッキを支える束柱もサッシの色味と合わせて黒を使い、後付け感を感じさせません。意外と雑草に悩まされるデッキ下も、砂利と防草シートで雑草対策を施しました。お庭にも出やすいように、段差を解消するためのステップを取り付けています。昨年の1月まででこちらの工事は終了いたしました。

さて、ここからは二期工事に入ります。二期工事では主庭・アプローチ・物置の設置を施工。お引越しが済んで、少し落ち着いた昨年11月に二期工事として工事をご依頼いただきました。一度に工事を行うと費用の面での負担も大きくなりますので、コストの面でも工期を分けることはお客様にとっての負担軽減に繋がります。

こちらが施工後の主庭です。足元には人工芝を敷いて、ナチュラルテイストのお庭に仕上げました。人工芝を敷いただけでは隙間から雑草が生えてきてしまいますので、雑草対策として防草シートもセットで敷いています。お写真では見えにくいのですが、お子さまと家庭菜園が楽しめるように隣家との境界線に沿ってレンガで菜園スペースを設けました。

そして道路との境界部分には角柱を設置しました。お庭の開放感はそのままに、軽やかで木材のかわいらしさを出しながら道路との境界を示します。天然木の角柱を使うと朽ちたり割れやすくなりますが、芯材はステンレスパイプ、表面の木目にはポリスチレンを使用したポールですので、経年劣化も気になりません。角柱の間にはお子さまの飛び出し防止も兼ねて、鉢植えの設置をご提案いたしました。鉢植えなら管理しやすく、小さなお子さまのいらっしゃる施主様のお宅でもメンテナンスが負担になりません。色とりどりの草花で、道路側も華やかな印象になりましたね。

犬走りには物置を設置しました。

ご家族が増えると、シーズンアイテムや外で遊ぶためのおもちゃなどどうしても物が増えがちです。そうなると屋外のデッドスペースを活用して、収納を増やすのも一つの手。外構の雰囲気に合わせて、ダークなウッドデザインが目を引く物置を設置いたしました。生活感を感じさせないデザインながら、大きく開く3枚扉が使い勝手抜群の物置です。扉を開く際もとてもスムーズで、大きな物の出し入れも楽にできますよ。

そして最後にご紹介するのはアプローチです。

アプローチ自体はハウスメーカー様での施工でしたが、アプローチ脇の空間は和の雰囲気を出したいとご要望をいただいたため、こちらの空間は犬走りの延長で砂利を敷かずに植栽スペースにしました。苔を連想させる下草や、深みのあるグリーンの葉の植物を選ぶだけでも和の装いになります。負担にならない範囲で、植物との生活をお楽しみいただけると嬉しいです。

夜の足元を照らすための照明も設置いたしました。こちらもウッド調で、明るい中で見た時にもデザインの一体感を持たせています。温かな灯りが暗い夜間のアプローチを優しくエスコートしてくれますよ。

いかがでしたでしょうか。落ち着いた色味を用いて建物と外構の一体感を出した施工についてご紹介いたしました。存在感のあるエクステリアを設置する際は、建物のサッシの色と合わせることが外構とお住まいの一体感を生み出すコツ。これから外構工事をご予定される方の参考になれば幸いです。