異形の土地の計画で気を付けること。

こんにちは、ガーデンプラス東大阪店の中原です。

今回ご紹介させていただきますのは旗竿地のご新築。

外構の計画では、その土地の形状や近隣の状況から使い勝手や目線などを考慮してご提案させていただいておりますが、旗竿地をはじめとする「ちょっと変わった形状」の土地ではより一層それらに注意してプランを作成するよう心がけています。シンプルながらも建物と調和のとれたデザイン…そんな外構になるよう計画しましたのでご覧ください。

こちらが当店が作成しましたプランイメージ図です。

そもそも旗竿地とは、その名の通り『旗のような形状の土地』のことを指します。道路側から建物までが細長い通路上になっており、奥まった場所に建物が建築されるような土地です。

旗竿地では奥まった場所に建物が建設されるため、道路側からの視線をあまり気にしないで良いというメリットがあります。逆に言えば道路側から見えづらい位置に建物があるため、外構としては土地の入り口部分に設置する門柱や植栽にはこだわりたいところです。また、土地の形状の入り口部分が狭い場合が多いため、駐車の仕方や車を停めた際にも通行できるような計画が必要となってきます。

こちらが完成後の外観です。

一般的な旗竿地では入り口部分が2ｍ程度の幅しかない場合も多く、門柱の設置位置や向き、デザインに悩むことが多くあります。今回のお客様の土地では入り口が4ｍ程と広めでありましたので、お客様お好みの幅が広めの機能門柱をしっかりと見えるよう設置しています。

玄関扉と同じ木調のカラーに揃え、一体感のある外観に仕上がりました。

アプローチ兼駐車スペースは縦に2台駐車しても使い勝手の良いようにコンクリートで仕上げています。

旗竿地は住宅密集エリアにあることも多く、隣地の建物が境界すぐに建築されていることも多々あります。今回は排水や隣地解体後の計画も考慮して砕石敷きにしましたが、隣地との境界部分は通路の幅や窓の有無などを考慮して計画する必要があります。

掃き出し窓前の少し開けたスペースにはウッドデッキを設置しました。

樹脂製のウッドデッキは加工がしやすく、高さや幅、形状などの自由度が高いデッキです。天気の良い日には洗濯物を干したり、テーブルを置いて少し休憩したり…室内の延長線にあるような、柔らかい雰囲気の中くつろげるスペースになればいいですね。

段数は少ないとはいえ、ご高齢の方にとって手すりのない階段の上り下りは大変です。将来のことも考えて、玄関前のポーチ階段には手すりを取り付けました。

通常手すりはポーチの踏面に穴をあけ柱を取り付ける音が多いのですが、少しでも階段の幅を広くとれるよう、今回は柱をポーチの側面に取り付けられるタイプを選んでいます。

今回の内容はいかがでしたでしょうか。

旗竿地をはじめとする少し変わった形状の土地では、外構プラン次第で使い勝手が大きく変わってくることも…。『もっと良い方法はないか…』なんてお悩みのご新築計画中のお客様はぜひお一度ご相談くださいませ。

ガーデンプラス東大阪では、お庭のリフォーム工事から新築外構まで庭に関する様々なご相談・ご質問に対応させていただきます。

毎週土曜日に店舗にて相談も実施しておりますので、皆様ぜひ一度当店へご来店くださいませ。

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