フルーツティーにおすすめの果物

今日は紅茶の日！紅茶の日は1791年の今日、暴風雨のためにロシアに漂着した大黒屋光太夫がロシアの当時の首都であるペテルブルクで女帝エカテリーナのお茶会に招かれ、日本人として初めて紅茶を飲んだことが由来となっています。しかし日本では緑茶が定番化していたため、紅茶は日本では定着しませんでした。その後日本に初めて輸入されたのは明治時代に入ってからであり、紅茶専門店が出されたのはそれからもっと後の1952年（昭和37年）のことでした。

今ではティータイムのお供として定着した紅茶ですが、世界各国から輸入されてその茶葉の種類は数えきれないほど。たくさんの紅茶の種類がありますが、違った紅茶の楽しみ方にフルーツティーがあります。フルーツティーの作り方は、お好みの紅茶にフルーツを入れるだけ。フルーツの甘酸っぱさと香りで、心も満たされる美味しさですよ。

そこで今回はフルーツティーにおすすめの果物をご紹介いたします。ぜひティータイムのお供に作ってみてくださいね。

①ストロベリーティー

甘酸っぱさと真っ赤な実のかわいらしさが魅力の言わずと知れた人気のイチゴ。生でももちろん美味しいですが、紅茶に入れるとその爽やかな酸味と甘みが際立ち、香りも楽しめます。プランター栽培でも人気のイチゴですが、一年に何回も収穫できる四季なりイチゴも紅茶にいれると、とっても美味しく召し上がれます。四季なりイチゴは一季なりのイチゴと比べると小ぶりで少し甘さは控えめですが、紅茶に入れると甘酸っぱい香りがふわっと広がり酸味が紅茶の美味しさを引き立てます。カットして紅茶に入れると香りが際立ち、潰して入れると食感も楽しめます。見た目にも華やかなストロベリーティー、おもてなしにもおすすめのフルーツティーです。

②ゆず茶

韓国発祥のゆず茶ですが、最近では日本でも定着してきました。瓶詰で売られていて、お湯で割るだけで甘さが引き立ち寒い冬にはピッタリの飲み物です。ユズの果汁と皮を砂糖とハチミツで煮詰めたシンプルなレシピですが、美容や健康にもいいと注目を集めています。そしてゆず茶はご自宅でも簡単につくることができますよ。絞ったユズの果汁と刻んだ皮をにユズの重量1/4ずつの砂糖とハチミツを入れて煮込むだけ！最初は少し緩く感じるぐらいに煮込んでも、冷蔵庫に入れると粘度が増しますのでご安心ください。本来はお湯で割って楽しむゆず茶ですが、紅茶で割ると茶葉の風味も感じられてまた違った楽しみ方ができます。ユズの風味を生かすために、あっさりした味わいの紅茶で割ることがポイント。ビタミンも豊富ですので、風邪予防にもぴったりのフルーツティーです。

③レモンティー

レモンといえば紅茶のお供に定番のフルーツですが、ハチミツ漬けしたレモンを紅茶に入れると優しい甘味で違った楽しみ方が出来ます。店頭に並ぶ輸入品のレモンは残留農薬が心配ですが、自家栽培のレモンなら安心して皮ごと召し上がれます。レモンはプランターでも栽培可能ですので、ぜひ家庭菜園としてチャレンジしていただきたい果樹。収穫したレモンをしっかり洗い、輪切りにしてハチミツに漬けるだけで自家製ハチミツレモンの出来上がり！紅茶に入れるとハチミツの優しい甘味とレモンの酸味で、紅茶の味わいを引き立てます。レモンのビタミンカラーで、見た目にも明るくなりますよ。

紅茶の楽しみ方が増えるフルーツティー。自家製のフルーツならより安心で美味しさも増しますね。色々なフルーツティーに挑戦して自分好みの楽しみ方を見つけてみてください。