2020年秋に新発売のエクステリアのご紹介

こんにちは。ガーデンプラスの中谷です。

外に出ると陽だまりが心地よく、日陰はちょっと肌寒い秋らしい気候になりましたね。秋といえば、エクステリアの新商品が発売される時期でもあります。メーカー様の企業努力により、デザイン性と機能性が充実した商品が目白押し！今年もトレンドを意識したおしゃれなエクステリアが発売されていますので、ほんの一部ではありますが各社の新商品をご紹介させていただきます。

こちらはYKKAP社の新商品レオンポートneoＧＲです。イメージ写真が「いかにも強そう」ですよね！

数年前に比べると台風の上陸数と威力が格段に増してきています。特に2018年と2019年は日本各地で甚大な被害をもたらしました。今までは起こり得なかった最大瞬間風速55メートルと威力も強くなってきていて、お庭でも今まで以上に台風対策が求められています。そんな近年の状況を踏まえてYKKAP社では、耐風圧強度を増したカーポートが発売されました。

YKKAP社の新商品レオンポートneoＧＲは、今までで最も強い耐風圧速度62ｍ/を実現。台風や強風による破損を防ぐ耐風圧強度を高めるとともに、大雪への備えとして耐雪性能100ｃｍも確保した災害対策用エクステリアです。お庭の災害対策を見直す際は、ぜひご検討ください。

お次はこちらの機能門柱、三協アルミ社のモデアⅡ。

2006年に発売されたモデアを、近年の市場トレンドに配慮してリニューアルした機能門柱です。特徴はこの継ぎ目のないノイズレスなデザイン。装飾を可能な限り排除し、佇まいそのものが美しく建物とも調和するように設計されました。ここ数年人気を集めるモダンスタイルのオープン外構にぴったりの機能門柱です。スマートなデザインながらポストの取り出し方法や照明の有無もセレクトでき、選ぶ表札次第で表情も自由自在。機能美を追求して形にした機能門柱です。

こちらは同じく三協アルミ社の新商品美楽麗（みられ）シリーズ。

ＲＣ壁のコンクリートに杉板の木目を転写する杉板ＲＣデザインを、エクステリアで再現した商品です。ＲＣ杉板施工は型枠製作に手間がかかり費用も高く、施工可能な職人が限られます。そこでこの杉板ＲＣ工法をエクステリアで再現することで、工期が短くどの施工店でも設置が可能になりました。杉板ＲＣの魅力は同じものが一つとしてない特徴のある木目や質感ですが、壁材の柄にあえてばらつきを持たせたことで、よりリアルな木目を浮かび上がらせました。

美楽麗（みられ）シリーズには杉板ＲＣ調のほか大谷石調があり、天然石独特の質感や模様を忠実に再現しています。本物から型取りしているため凹凸感がリアルで、インクジェット印刷ながらも本物と遜色のない仕上がりです。お住まいの顔ともいえる門塀や意匠性も感じさせる目隠し塀として、ご自宅の外構に取り入れてみてはいかがでしょうか。

最後にご紹介するのは、LIXIL社のデッキDS。ウッドデッキはたくさんの商品が発売されていて飽和状態かと思いきや、今までにないリアルな木目と質感を持ち合わせた人工木のウッドデッキが発売になりました！

お写真でもお分かりいただけるように天然木さながらの木目で、人工木とは思えない仕上がり。今までは単色の樹脂の表面を加工していたところ、複数の色の樹脂を混ぜ合わせることで天然木のような濃淡を再現する「濃淡製法」と、今まで１度だけだった削り作業を2度行う「2度削り」を合わせることで「極みヴィンテージ仕上げ」を作りあげ、天然木のラフな木肌の質感と手触りを持つ人工木のウッドデッキを生み出しました。

デッキDSのカラーバリエーションは上から「ダークステインウッド」「ブラウンステインウッド」「グレーステインウッド」の３色。自然豊かなお庭に溶け込むのはもちろん、室内のフローリングやインテリアとも馴染みます。こだわりのアウトドアリビングとしてウッドデッキの設置をご予定の方は、選択肢の一つとしてぜひご検討ください。

いかがでしたでしょうか？

新商品エクステリアは高いデザイン性だけでなく、工期の短縮やメンテナンスのしやすさなど、表から見えないメリットにも配慮して開発されています。エクステリアとして発売されることで、金額的に手の出せなかった天然石や老朽化が心配な天然木がより身近な存在になりますね。天然石や天然木など自然素材の良さを備えた二次製品も、外構工事の際にご検討されてみてはいかがでしょうか。