住んでからだから分かる！ポイントを抑えた築後数年の新築外構

こんにちは、ガーデンプラス掛川の杉原です。寒暖差が大きく体調を崩しやすい時期ですが皆さんいかがお過ごしですか？

今回ご紹介するのは、築後数年たったお宅の新築外構工事の事例です。

最近ご相談いただく中で何件かおうかがいするのが「新築時ではなく数年住んでみてから」外構工事を検討されるお客様です。これはもちろんメリット・デメリットや、ご新築時に事情があって、というケースもあるのでひとくくりにどうということは申し上げられませんが、こういうケースでは皆様共通しているのが「住んでみて」どうだったか、「使ってみて」どうだったかという実体験を踏まえたご要望をしっかりとお持ちだということです。

そのため初回のご相談やプレゼンの際に駐車場、自転車置き場、玄関までのアプローチなど「使い勝手」の部分で非常に明確にご意見をお答えいただける傾向があります。

ご新築時に建物お引渡し後すぐに外構工事をして、その後お引越しというのが一般的な流れですが、上記のような「実体験」に基づいたお庭づくりは私どものような専門職の意見だけで作ったものよりも、より完成度が高く納得のいく外構が完成する可能性が高くなると感じます。

今回はそんな「実体験に基づくお庭づくり」をされた事例のご紹介です。

まずは施工前の様子からご紹介いたします。

施工前はこのように草のお手入れにお困りの状態でした。また、写真には写っていませんが、浄化槽のコンクリートの高さや配置が外構工事に際してマッチしなかったため、一度コンクリートを解体して駐車スペースと合わせるという作業が必要な状態でした。

今回プランニングを行うにあたりいただいたご要望はこちらです。

・物置+自転車置き場　max４台停める

・隣地境界の一部に目隠しフェンスの新設（高さ1.8ｍ程度）

・ウッドデッキの新設（出幅違い）

・建物まわりの防草シート+砕石敷き　防草シートは高耐久仕様のもをご希望

・駐車場のコンクリート舗装　メイン×2台+予備1台　カーポートもできれば設置希望

・建物西のデッドスペースになりそうな部分を自転車置き場にできないか

・アプローチの新設

・宅配BOX付き機能門柱

主に以上の点についてご要望をいただきました。

こちらはカーポートの設置後の様子です。今回はガーデンプラスのプライベートブランドの「Value Select ソリッドポートワイド」という商品をご採用いただきました。直線基調のデザインで建物と調和しやすくかつ、価格的にも自信をもっておすすめできる当店で非常に人気の商品です。

また、既存浄化槽上には養生として厚ベニヤを敷き、工事中の破損を防止。また道路側溝にはゴムマットを敷いて、作業を進めている様子が分かりますね。

こちらが施工後のお庭全景の様子です。浄化槽も駐車スペースの土間にきれいに納まりました。

こちらは施工後のお写真です。物置+自転車置き場が合体したイナバの「フォルタ With」です。

従来の物置に扉や奥の壁がない開放ユニットが組み合わされていて、サイクルポートとしてはもちろん、シーズンオフのタイヤやお子様の遊具など収納スペースにおさまりにくい大きなものも屋根下スペースに保管できるので、自転車を使わなくなったときにも活躍します。

開放ユニットの土間部分はコンクリートを打設しました。もともとこの位置に自転車置き場があったため、使い勝手的にも違和感なくご利用いただけると思います。また前面道路からコンクリート舗装をした部分を通ってこられるように配慮しています。

こちらはウッドデッキ（YKKAPリウッドデッキ200）まわりの施工後のお写真です。当初は出幅（デッキの奥行き）違いでご希望をいただきましたが、お庭を予備駐車場として使用した際や、休日のお庭遊びの際に邪魔になりにくいよう、ある程度の出幅を確保したうえで、出幅を揃える案を採用いただきました。これもお住まいになられた実体験をもとに相談しながら進められる「後から外構工事」ならではですね。

ウッドデッキはリビングの延長という考え方と、お庭とリビングや建物の中間領域という考え方・様々な使い方が考えられます。当店ではお客様の休日の過ごし方やご家族構成などをお伺いしながら、それに適したサイズ、形状や活用方法をご提案させていただきます。

こちらは、ウッドデッキと物置+自転車置き場の中間に設置した目隠しフェンスです。

既存の縦格子フェンスがありましたが、風通しを確保しながら近隣からの目隠しをということで、上部のみ樹脂板フェンスを重ねるように設置いたしました。高さは柱を含めて1.8ｍありますので、風に対する強度をしっかりと確保するため太い柱を採用しています。既存の縦格子フェンスと比較してみると、その太さがお分かりいただけると思います。

こちらは玄関まわりの完成後のお写真です。機能門柱はYKKAPの「ルシアスポストユニット　HB01型」をご採用いただきました。その脇には同色のアルミ角柱を設置して、ゆるくお庭との目隠しをしています。また、角柱の後ろと足元には玄関まわりを彩るシンボルツリーと低木・グランドカバーとなる地被類を植栽させていただきました。乱形の舗装材で施工したアプローチのお色とあいまって優しい雰囲気の玄関まわりに変身しました。

いかがだったでしょうか？ご新築後に暮らしてみての使い勝手を盛り込んで完成をした今回の外構工事、ご家族の想いの詰まった外構となりました。

ガーデンプラス掛川では、今月も店舗での相談会を予定しております。温かくなってくるとお庭で過ごす時間も増えて問い合わせも急増してきます。お庭のリフォームや新築外構をご計画のかたは早めの動き出しがおすすめです。

新築外構・カーポート・駐車場・ウッドデッキ・人工芝・雑草対策など、お庭に関わることは何でもご相談くださいませ。

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