エクステリアで重厚感をプラスしました

外観はシンプルですが、こだわりのある建物です。お客様からの要望のポイントは「重厚感」でした。

石貼りの門柱で重み＝重厚感をだしました。

ポイントとなったのは黒。　階段の蹴上、表札、フェンスに黒をつかったことで、全体をぐっと引き締めてみせることができました。

デザインがお好きだとうかがったのはYKKのシャローネ門扉。

デザインはシンプルながらも高級感のあるディテールをもつシリーズです。

駐車スペースを確保するため、門扉ではなく、シャローネフェンスを使いました。

石貼りの塀の間にスリットとして使いました。高い塀の圧迫感を感じさせない工夫でもあります。

両側の塀の長さのバランスにもこだわっています。

限られたスペースの中での２台駐車。　それでも小さなお子様がいらっしゃるご家族なので、玄関前は広くスペースを確保しました。

「ベビーカーにお子様をのせたまま玄関ポーチの前に置いて、鍵をあけることができる」

些細なことに感じられますが、ベビーカーで寝てしまったお子様を起こさずに家に入りたい、というのは忙しいお母さんたちにとってはとても大事なことなんです。

建物２階の軒下を利用して、駐車場～玄関へは雨に濡れずに行くことができる通路も確保しました。

お子様の成長とともに増える自転車の置き場としても活躍しそうです。

エクステリアの計画は、建物の計画が終わってからの場合がほとんどです。

だからこそ、どんなエクステリアが建物を引き立てて見せるのか、全体を一体に見せるにはどうすればいいか、そんなことを一生懸命考えて設計しています。

そしてまた、見栄え、だけではなく、日々のお客様の暮らしが少しでも豊かに、楽しくなることも考えています。

完成写真だけでは見えてこない、いろいろなこだわりのつまったエクステリアが完成しました。

丁寧な施工をしてくださった職人さんたちに、今回も感謝です。