明るい色味とナチュラルな素材を組み合わせたクローズ外構

こんにちは。ガーデンプラス久喜の石上です。

今回は広いお庭面積の新築外構をご紹介します。家を引き立たせるよう、全体に抑えた色味でまとめました。

クローズ外構にするため、まずは広い間口に門柱・門袖を施工し、カーゲートと門扉を取り付けました。

カーゲートは木目調デザインのLIXIL「ワイドオーバードアS5型」を採用。柔らかな木目調カラーの横板を使っており、ゲートを閉じているときはフェンスと言っても違和感がありません。

また門扉にも同じLIXIL社製品を使いました。フレームまで木目調でインテリアのようなナチュラルさと高級感を感じられる「開き門扉AA」です。

写真では少し見切れていますが、門扉とカーゲートが同じLIXIL社製品のため色味に統一感がありますね。

門柱や門袖もコンクリートブロックを積み、四国化成の塗料「パレットHG」で仕上げています。木目の色味に合わせてクリームカラーを選びました。

門柱に組み込んだ宅配ボックスはユニソンの「ヴィコDB」なので、カーゲートや門扉とメーカーは違うのですが、同じイメージとなるように明るめの木目調カラーを選んで、統一感を演出。

足元はナチュラルカラーの乱形石を貼りました。和にも洋にも合う美しい石目模様が魅力です。

クローズ外構のファサードは、塀やゲートなど面の広さを感じることが多いのですが、明るい色にしたり、木目や石目などの異素材の質感を組み合わせることでバランスを調整し、変化のある門まわりを作り出すことができますね。

お住まいにはインナーガレージがあり、道路までの通路を土間コンクリートで舗装しました。今回土間コンクリートを打設した面積は180平米にもなります。

スマートな伸縮目地を使用しましたので、段差が小さく、スムーズにお車を乗り入れさせることができます。

インナーガレージ以外にも、玄関前に車寄せ用の土間コンクリートを打設し、カーポートの延長タイプを設置しました。

一時的に駐車したり、所有されている大型バイクを止めたりできるようにしています。お荷物の積み下ろしに便利ですね。

設置したカーポートは、LIXIL社の「ネスカR」L57型です。片側支柱タイプですが、着脱式サポート柱も付け、強風や大雨の日には4本の柱で屋根を支えることができます。

アプローチ脇にはサークルテラスを施工しました。コンクリート製で既に扇形に成型された平板なので、並べるだけで綺麗な円形テラスが出来上がります。

お客様に選んでいただいたミックスカラーにしたので、円形の表情がより際立ちますね。

テラスの周りやお庭に残した土のままの部分は、これからゆっくりとDIYしていくそうです。

ガーデニングやお好きな舗装材を使って楽しんでいただければと思います。