手軽に設置できるタイルデッキの施工事例

こんにちは。ガーデンプラス熊本中央の坂本です。

今やテラスまわりにかかせない存在になったウッドデッキとテラス屋根。高さや幅が簡単に調整できるウッドデッキは、リビングの延長感覚で室内からすぐにお庭に出られますし、テラス屋根は紫外線や雨が室内に入るのを防いでくれるほかちょっとした物干し場としても利用でき、セットで施工されることが多いエクステリアです。

ウッドデッキとよく比較されるのが「タイルデッキ」や「タイルテラス」。
通常はコンクリートブロックを積んでベースを作り、サイズを合わせながらタイルを貼っていくため、施工に時間がかかるのがネックでした。

ところが、従来のタイルデッキよりも施工時間のかからないタイルデッキがあるのをご存じでしょうか？
それが今回ご紹介する施工事例にて設置させていただきました、「LIXILタイルデッキ」です。

それでは施工前の状態からご紹介いたします。
こちらのテラスまわりに、タイルデッキとテラス屋根の設置工事を承りました。

庇もない場所の掃き出し窓なので、太陽光はもちろん、風の強い日に窓を開けていると雨が降り込んでくる可能性があります。
また掃き出し窓から地面まで大きな段差がありますので、お庭に出るときにはちょっと一苦労ですね。

施工後はこのようなテラスまわりになりました。
テラス屋根はLIXILの「スピーネ F型 テラスタイプ」で、可動式の洗濯物干し竿掛けがついています。

そして注目のタイルデッキですが、LIXILタイルデッキを施工させていただきました。
ぱっと見ただけではウッドデッキと見間違いそうになる木調の柔らかい雰囲気です。

今回はウッドデッキのように束柱を見せて床下の通気性を保ち、独立ステップを設置しました。
室内の床レベルと同じ高さで、ステップからお庭に出られます。

もちろんよく見かけるタイルテラスのように、幅広い段床をつけて幕板で埋めることもできます。

タイルデッキの中の構造はこのようになっています。

アルミ製の骨組みの上に、木調のタイルが貼られています。通常のコンクリートのベースではないため、施工期間が大幅に短くできます。
また床下の通気性も確保でき、掃き出し窓の下に通気口があっても塞ぐことなく施工できるので、ウッドデッキ同様、場所を選ばないという利点もあります。

その他にも
・天然木ウッドデッキと比べて、ささくれの心配がない

・タイル製なので汚れに強くお手入れが簡単

・耐久性も非常に高くタイルならではの質感、高級感が楽しめる

・表面はざらざらとしていて、万が一雨で濡れてしまっても滑る心配が少ない。

などのメリットがあります。

一般的な家庭はもちろん、お子様やペットのいるご家庭には特におすすめです。

カラーバリエーションも、ホワイト・ブラウン・木目のタイルがございます。
幕板もホワイト・シャイングレー・ブラックと組み合わせが楽しめます。

今回施工させていだたいたのは、木目タイル×シャイングレーの幕板の組み合わせです。

ぐっと手が届きやすくなったタイルデッキ、いかがでしょうか？

費用面ではまだ人工木ウッドデッキに軍配があがりますが、耐久性やメンテナンスのしやすさ、またタイルならではの質感といった点ではLIXILのタイルデッキは非常に魅力的だと思います。
また大きなタイルデッキを設置したいというときにも、施工する場所によっては、LIXILタイルデッキを候補に入れていただくことで工期や価格を抑えることができます。

テラスまわりの外構工事の際には、ぜひご検討ください。