上下2方道路の新築！駐車場を中心に考える戸建ての外構計画のヒント

片方一面の南西側道路を封鎖してプライベート空間重視の外構プラン

皆さんこんにちは。ガーデンプラス熊本中央店の坂本です。

新築外構を考えるうえで「まずは駐車スペースを確保したい」とお考えの方も多いはず。
特に敷地の二面が道路に接している「二方道路」に面した土地の場合、どちらの道路を優先して使うか、どのように庭やアプローチをレイアウトするかで、新築の使い勝手が大きく変わってきます。

今回の新築外構工事は、北東側　南西側の上下二方向の二方道路に面した約62坪の敷地で、北東側約14.7m 南西側約13.7m　共に公道巾4mに接する土地。
駐車場を中心に外構計画されたお客様の施工事例をご紹介します。

新築建築前からの綿密な計画によって、見た目と暮らしやすさを両立したレイアウトに仕上がりました。

二方道路とは？

2方向が道路に面している土地

「二方道路（にほうどうろ）」とは、敷地の二面が道路に接している土地のこと。

角地とも呼ばれ、一般的に日当たりや通風がよく、不動産としての価値も高いとされています。めったに遭遇する物件ではありません。

ただしその分、外構計画には工夫が必要です。

どちらを玄関側（主動線）とするかによって、駐車場のレイアウトや庭の位置、防犯性・目隠しの考え方まで変わってくるためです。

一戸建ての新築外構計画は建物設計前からが理想

新築の外構計画にあたり、お客様がお悩みになられたのは、どちらの道路を主に使用してどのように庭を計画するのかということでした。
今回ご相談いただいたお客様は、建物の設計に入る前から外構の相談をいただきましたので、十分な時間と打ち合わせを行いまして結論を出していただきました。

敷地全体の高さ・基礎高の調整を建築会社と事前に協議できたことで、のちの盛り土や段差対策もスムーズに対応できました。

【北東側】を活かし、駐車スペースと玄関アプローチを計画

北東側にレイアウトした駐車スペース

近くの商業施設へのアクセスや、車の出入りが隣接地などの条件により、北東側の道路を主動線としました。
敷地入口・駐車スペース・アプローチの動線を集約。2台分のカーポートを設置し、土間コンクリートで舗装しています。

さらに来客や将来的なお子さまの車を想定し、砂利敷きスペースも合わせて6台分の駐車スペースを確保しました。

また、2台用のカーポートには、「Value Select　ソリッドポートワイド　間口5417mm 奥行5002mm　屋根材　熱線吸収ポリカーボネート仕様」ガーデンプラスのオリジナルの商品でコストパフォーマンスが優れた商品になります。
アプローチ工事は、コンクリートの表層を剥がして内部の砂利を表面に浮き立たせる施工となる洗い出し仕上げとしました。周囲のコンクリートとの差別化が出来ています。