広い敷地で要点を押えたシンプルな外構工事にしました。

皆さんこんにちは。ガーデンプラス熊本中央店の坂本です。

今回ご紹介する外構工事は、広い敷地に新築されました施工事例です。

敷地面積が約400㎡（約121坪）の中に建坪約96㎡（約30坪）の平屋をお建てになりました。外構工事のご依頼をお受けしたときに、先ずご予算の問題がありまして、出来る限り価格を抑えた提案をしてほしいとのご要望でした。

敷地境界を明確にするために、道路沿いに土留めを兼用したブロック塀とフェンスを設置しました。

製品は、「YKKAP  シンプレオフェンスM2型　T60」です。メッシュフェンスですがフレームで囲まれているため、スタイリッシュな雰囲気となりました。

西側敷地境界沿いにもブロック2段とフェンスを施工しました。
設置幅が約22.8mもあるため、フェンスはコストパフォーマンスを重視して「YKKAP　イーネットフェンス3F型　T80」を施工しました。

また犬走りとお庭の境界に物置「イナバ　シンプリー　MJX-136DP」を配置しています。

駐車場は4台分の確保をご希望されました。まずメインで使われる1台分は、カーポート付きの駐車場として、玄関に近い場所のアプローチ沿いに配置しました。製品は「YKKAP　アリュース  600タイプ　51-25　ハイルーフH24」、屋根材は熱線遮断ポリカーボネートになります。

駐車場の床はコンクリート仕上げとしましたが、駐車スペース沿いに設けたアプローチはコンクリートの表層を剥がして、コンクリートの骨材を表面に浮き立たたせる工法をとりました。乱形の自然石をアクセントとして埋め込んでいます。

またアプローチの床の中に、事前にお施主様から御支給いただきました真鍮製レターを、玄関前に埋め込んでいます。

主に来客用として配置する3台分駐車場は、総合的にコストを抑えるために、入口部分奥行約1m程度にコンクリートを打設して砂利を止める仕様に。奥側はクラッシャーランで下地を作り、表層は砕石仕上げとした砂利敷の駐車場をご提案しました。庭側との見切りにコンクリート製の縁石を施工して、明確に庭と駐車場の区分割を致しました。

その他工事として、玄関ポーチ前に機能門柱「YKKAP　ポスティモαⅢ　C型」を設置しました。宅配ボックスやポスト、表札を組み合わせています。

また、南側のお庭から建物周囲西側～東側全体は約230㎡分の敷地がありまして、雑草を抑えるため整地作業を行いまして、全体を防草シート施工の上、砕石仕上げとしました。粒形5～13mm砕石　約12㎥分の量となります。

追加工事としまして、南側庭に隣地からの目線カットのため、目隠し塀をご希望されました。「F＆F製　マイティウッドデコⅡ」を樹脂製板材120×10＋隙間10mmにて施工、柱はアルミ製で仕上り高さ約2mとしました。延長は8mとして、隠したい部分の限定で配置しています。

このように、広い敷地全体を外構工事として施工する場合、必要な優先順位を決めて予算配分を重視する必要性があります。

お客様とは、見積りの段階で十分に協議のうえ、ご納得の内容でご契約されまして、工事着手から完了まで問題なく無事終え、大変ご満足の声をいただきました。

皆様もご参考にされては如何でしょうか？