駐車場の停めやすさを最優先！玄関アプローチまで大胆リフォーム♪

皆さんこんにちは。ガーデンプラス熊本中央店の坂本です。

今回ご紹介する施工事例は、玄関ポーチを横向きに配置し直し、玄関周囲を大幅に改修した工事になります。

道路沿いの玄関横に駐車スペースを確保してある場所が狭く、車を駐車するときに使いづらいとのお話から、停めやすい駐車場にするために、玄関ポーチを解体し、ステップやアプローチの導線を見直すプランをご提案しました。

施工前の写真です。

南側道路に面した玄関ポーチステップは、新築当初から道路に向けて直線で配置されていました。

その玄関横に1台用の駐車場が道路と平行に配置されており、駐車する際に玄関ポーチがあるために、切り返しを繰り返し行わないと入れない状況でした。

完成した玄関ポーチです。

出入りする導線を駐車場と反対側へ向けてレイアウトしました。停めやすい駐車場にするため、ポーチステップの駐車場側を斜め隅切り形状に。ポーチ全体もコンパクトにしたことで、車の侵入がしやすくなりました。

施工手順としては、既存の玄関ポーチを解体後、下地ブロックをアンカー施工で固定してステップの下地を造ります。モルタル施工のうえ300角タイルをあしらいました。

また、高低差があるため、転落防止として手すり「YKKAP　ルシアス歩行者補助手すり　笠木」を設置。樹脂製のキャラメルチーク色で、既存の手すりがありましたので、一部再利用させていただきました。

柱部分は、ダイヤモンドカッター処理でくり抜き施工のうえモルタル固定をしています。タイル床部分は柱カバー材を取り付けることで、美しい仕上がりになりますよ！

駐車場は、停めやすくなるように工夫しながら施工しました。

できるだけ道路との高低差を無くすため、建物基礎沿い部分に接する床の高さを少し掘り下げ、裾隠しとして化粧ブロックの1段施工でカバーしています。10cm程度の段差解消が出来ました！

床は土間コンクリートで舗装し、1台用のカーポートを設置。「YKKAP　アリュース　600タイプ　51-24 H25」をセレクトし、屋根材は熱線遮断ポリカーボネートの仕様です。

切り返しを繰り返し行わないと入れない状況から、停めやすい駐車場へと生まれ変わりました！

玄関アプローチは、巾約1mで曲線のレイアウトにしました。

コンクリート骨材洗い出し仕上げをベースにして、パールホワイト色の自然石の石張りを部分的に乱張り。両側の縁取りにサクラ色のピンコロをレイアウトしました。

玄関アプローチがファサードを明るく華やかな印象にしてくれます！

同じ玄関の近くに平行して勝手口ドアが配置され、ステップが設置してありましたので、一度解体してコンパクトサイズに。玄関ステップと同じタイルをあしらい、統一感を演出しています。

また、勝手口のステップの横に、お手入れのしやすいサイズの植栽スペースを設けました。玄関アプローチと同じサクラ色のピンコロを縁取りして、ソヨゴと低木類を植栽しています。

ソヨゴは常緑性で雌雄異株の植物です。雌木は長い柄の先に赤い実がつき、シンボルツリーとしてとっても人気があります。

植栽が建物や外構の雰囲気を引き立て、魅力をさらにアップしてくれますよ。

その他の工事として、北側敷地境界沿いのブロック積　フェンス工事、立水栓の移設工事、防草対策として防草シート敷設のうえ砂利敷きなど施工をしました。

いかがでしたでしょうか？
玄関ポーチの縮小や向きの変更、隅切りの工夫により、切り返しが必要だった駐車スペースが停めやすい駐車場へと生まれ変わりました！
お施主様にも大変ご満足いただき、快適にご利用いただいています。ぜひ皆様の外構リフォームの参考にしてください！