管理できなくなった竹やぶを高さのあるブロック塀へリフォーム
すぐに成長するため管理できないと大変な大きさになる竹やぶ。伐採・伐根してブロック塀へリフォームしました。

こんにちは、ガーデンプラス前橋の山本です。
今回は植栽スペースを撤去して塀を新設した外構リフォームのご紹介です。といってもただの雑草やよくある育ちすぎた庭木ではありません。
竹のメリット・デメリット
若い芽であるタケノコは食料に、育った竹は日用雑貨や家具、屋根材などの建築に使用されてきた、アジアでは馴染み深い植物の「竹」。成長がとても速く、水に強くてしなやかで加工しやすい特性がとても扱いやすいため、プラスチックが出てくる前は重宝された木材でした。昔は共有の竹林がどこの集落にもありましたが、昨今では林を手入れする人手が少なくなってしまい、竹林が荒れて元々の里山を侵食しているというニュースもよく聞きます。それほど樹勢をコントロールしないと成長しやすいのが、竹の特性でもあります。
竹は地下茎で増えますが、基本的には縦に伸びるだけなので、竹林ではタケノコ(といってももう食べられないくらい育ってしまうのですが)を伐採することで、広がりすぎないようにコントロールしているそうです。しかし竹やぶ全体を撤去するためには根ごと取り去る必要があります。
そのため、工事ではまず竹を伐採したあと、土も掘り返して伐根したり根を切りました。根や種が少しでも残っていればまたいつか芽を出し始めるので、植物の生命力というのは本当に感心させられますね。
ブロック塀に重要な基礎工事
竹やぶの伐採が終わったところで塀の材料となるコンクリートブロックを積むのですが、その前に重要なのが基礎づくりです。一定の高さ以上にブロックを積む場合は、必ず塀を固定するコンクリート基礎が必要になります。基礎がないと地震や経年劣化によって倒壊の危険性があるからです。地面の中に作るためデザイン上は見えない部分になりますが、重機の使用による費用や工期もかかる部分になります。
基礎の種類はかたちごとに「I型」「L字型」「逆T字型」と3種類ありますが、I型<L字型<逆T字型の順で揺れに強くなります。外構工事では、通常は境界に塀を設けることが多いため、敷地ぎりぎりまで設置できるL字型基礎・L字型擁壁を施工することがほとんどです。
今回は施工予定の塀も高さがあり、また塀を建てる地面と建物との間にかなりの高低差があるため、最大2メートルほどもある擁壁をコンクリートで造作しました。その後擁壁とブロックを鉄筋やモルタルでつなぎながら積み上げ、塗装をして完成となります。
塀の上には横スリット入りのアルミ製目隠しフェンスを設けました。基礎をしっかり作ったとはいえ、地震の多い日本ではブロック塀は高いほど危険性が増します。目隠しのために高さを出したいというときは、なるべく軽量のフェンスと組み合わせることをおすすめします。
今回は伐採してしまった竹ですが、やはり独特の風情があるので、和風のお庭にはとてもよく合いますね。どうしてもお家に植えたいというときは小型の竹を選んだり、竹垣などのエクステリアとして取り入れるのがおすすめです。
いかがでしたでしょうか。今回は成長の早い竹やぶと高いブロック塀という2つのポイントがありましたが、しっかり施工し、安全なブロック塀にリフォームすることができました。
ブロック塀をご検討中の方は、基礎工事のこともしっかり念頭において施工業者にご相談ください。ご不明点や気になることがございましたら、お気軽にガーデンプラスまでご質問くださいね。

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最後までお読みいやだき、ありがとうございました。安全なブロック塀や雑草の生えないお庭づくりは基礎が大事です。デザイン面だけでなく基礎工事もしっかりさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
ガーデンプラス前橋
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