インターロッキングの目地でメンテナンスフリーの駐車スペースへ
今回はインターロッキングを使った駐車スペースのリフォーム工事をご紹介いたします。
こちらは施工前の写真です。
駐車スペースによく利用される土間コンクリートですが、土間コンクリートを打設する際には目地が必ず必要となってきます。土間コンクリートは気温の変化により、収縮・膨張を繰り返します。この収縮・膨張を繰り返すことでコンクリートが割れてしまったり、ヒビが入ってしまうのです。そこで、気温の変化によるコンクリート割れやヒビを防ぐために広い面積にコンクリートを打設する場合は、15平米以上にならないように目地を入れる必要があります。機能として必要な目地ですが、目地にもってくる素材によって様々なデザインに仕上げることが可能です。
ご施主様のお宅は目地として芝生を取り入れておられました。広めにとられた目地部分の芝生が寒さで茶色く変色し、所々雑草も目立っています。この芝生部分のお手入れを軽減するために飾りコンクリートなどで覆って草が生えてこないようにしたいとのことでした。
こちらが施工後の写真です。
お客様は飾りコンクリートで見た目も華やかにしたいとご希望でしたので、透水性に優れておりデザイン性の高いインターロッキングをご提案しました。
インターロッキングとはインターロッキングブロックを互いにかみ合うような形状にして舗装した施工法のことです。様々な色やデザインのものがあり、道路を華やかにするのに使われます。透水性、保水性にも優れており、また、ブロックとブロックの間に詰めた砂が水を吸うこともあり、水はけの良さにもつながります。公園や歩道など公共の場でも用いられるのでよく目にするのではないでしょうか。お悩みであった雑草も抑制するのでお客様にはもってこいの素材です。
お客様は、なるべく施工前の雰囲気を残してほしいとのご要望でしたので、今回は既存のインターロッキングに色調を合わせるご提案をしました。2色のインターロッキングを組み合わせて濃い色味のレンガ調ブロックをライン上に配置しアクセントをつけました。無機質な印象になりがちの土間コンクリートですが、レンガ調ブロックが明るさをもたらしあたたかみのあるやさしい印象です。施工前の雰囲気を変えることなく、統一感のある仕上がりになりました。
また、以前に比べて土間コンクリートとの段差が解消されて全面フラットになったことで、お車を駐車しやすくなりすっきりとした印象です。駐車スペースとしてだけでなく、広々としているのでお庭作業をしたりご家族でバーベキューをしたり多目的に利用できるようにいたしました。
最小限の施工で、お悩みであった雑草問題も解決することができました。お客様からもお喜びの声をいただき私共も大変光栄です。
お読みいただきありがとうございました。
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今週末は店舗にて無料相談会を開催いたします。
皆様のお越しをお待ちしております。
ガーデンプラス龍ケ崎 担当:横田民雄
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