ビルトインガレージ付き戸建ての新築外構｜車の轍とペットガード付き伸縮門扉で安心のクローズ外構に

こんにちは！ ガーデンプラス三郷店の黒田です。

12月に入り、早いもので今年のカレンダーもあと一枚になりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

インフルエンザが大流行しておりますが、万全な状態で年越ししたいところです！

埼玉県川口市で手がけた外構工事の事例をご紹介します。
ビルトインガレージのある住まいに合わせて、駐車スペースのデザインにも細やかに工夫を凝らしました。
ぜひ最後までご覧いただければ嬉しいです。

こちらは施工前のお写真になります。

デザイン性、防犯性を兼ね備えた外構をご希望されておりました。

また、ワンちゃんも飼われており放し飼いも出来ればなお◎とのご依頼です！

こちらは、駐車スペースのコンクリート打設前の写真になります。

スリットは、伸縮目地と砂利目地の組み合わせで設計しました。

固くて丈夫に見えるコンクリートですが、実は経年劣化や気温によって伸び縮みするので亀裂（クラック）が入ります。

駐車スペースでは広い範囲にコンクリートを舗装しますが、スリット（目地）を入れることでひび割れを防止します。

こちらは、駐車場入り口部分にコンクリート平板でインターロッキングを施工している写真になります。

コンクリートと異素材のアクセントを入れることでおしゃれに仕上がります。

使用商材：コンクリート平板　東洋工業社 エクレル

こちらは、コンクリート打設完了の写真になります。
今回はコテ仕上で施工しておりますが、表面の仕上方法は以下のものがございます。

■ 金鏝仕上げ（かなごてしあげ）
・面を滑らかに整えるスタンダードな仕上げ

・掃除がしやすく、お手入れが簡単

■ 刷毛引き仕上げ（はけひきしあげ）

・表面に刷毛で細かな筋模様（テクスチャ）をつける仕上げ

・滑りにくく、安全性が高い

■ 洗い出し仕上げ（あらいだししあげ）

・表面を洗い流して骨材を見せる自然な質感

・タイヤ痕が目立ちにくく、和モダン外構にも

■ スタンプコンクリート仕上げ

・型を押して石目や木目などの模様を再現する仕上げ

・コスパ良くデザイン性を加えられるのが魅力

ビルトインガレージ下にも土間コンクリートで舗装し、ひとつながりのフラットな駐車スペースが完成しました！

ビルトインガレージの横には、予備用の駐車スペースとして“轍（わだち）仕上げ”でコンクリートを打設しています。

タイヤが通る部分だけを轍コンクリートにすることで、全体を舗装するよりもコストを抑えられるのが大きなメリットです。

ただし、日常的に使う駐車スペースを轍にしたい場合は、コンクリート幅によっては砂利が散らばりやすいといったデメリットも生じることがあります。

そのため、予備用の駐車スペースとして計画する際に特におすすめの施工方法です。

お庭で愛犬が安心して過ごせるよう、伸縮門扉にはペットガード付きタイプを採用しました。
通常の伸縮門扉は地面とのすき間が約58mmですが、ペットガード付きは約51mmとより狭い設計になっており、さらに格子の本数も多いため、ワンちゃんの飛び出しをしっかり防止できます。

※ペットガード付きでも犬種ごとの細かな基準は設けられていないため、愛犬の大きさや性格に合わせて、最適なゲートをご提案いたします。

こちらは、伸縮門扉の横に設置した角柱の様子です。
角柱は1本から取り入れられるため、圧迫感を与えずにおしゃれな目隠しができるのがポイント。

今回は高さを揃えてすっきりとした印象に仕上げていますが、あえて高さを変えたり、スリット幅を広げたりと、自由にデザインアレンジできる点も大きな魅力です。

いかがでしたでしょうか。
ビルトインガレージ付きの戸建てにふさわしい、スタイリッシュさと適度な防犯性を両立した外構が完成しました。
ガレージ下にもお車をスムーズに停められるため、来客時でも安心してご利用いただけます。

また、予備駐車スペースには車の轍（わだち）施工を取り入れ、コストを抑えながら使い勝手の良い動線を確保。
さらに、広いファサードの入口にペットガード付きの伸縮門扉を設置したことで、愛犬の飛び出し防止にも配慮した、安心感のある外構プランとなりました。
お客様それぞれの暮らし方に合わせて、最適な外構デザインをご提案いたします。
ぜひお気軽にご相談くださいませ。