将来も生活しやすいよう母屋とお庭をつないだ新築外構

こんにちは。ガーデンプラスつくばの小川です。

本日は新築外構の施工事例をご紹介します。ご依頼いただいたお客様のお住まいは、実はおばさまが住まわれている母屋の隣地を切り拓いて建てられたそうです。お客様からは、将来おばさまとの暮らしを見据えて母屋と行き来しやすいようにしたいとご要望をいただきました。

今回は敷地が広いため、まずは生活に必要な駐車スペースやアプローチ、家のまわりの砂利敷きを優先したプランをご提案させていただきました。今後お客様がコンクリート舗装をしたりカーポートを設置するなど、具体的な外構工事をしたくなったときに無駄にならないよう、作り込みすぎない設計を心掛けています。早速詳しくご紹介してまいります。

まずは施工前のお庭をご覧ください。
三角の屋根が印象的な新築のお住まいです。ハウスメーカー様によって、勝手口やお庭にはウッドデッキも設置されていました。写真内に道路が見えませんが、敷地の境界は実はもっと手前にあり、お庭の広さがうかがえます。全面に土間コンクリートを打設するとかなりのコストになってしまうため、まずは生活に必要な面積のみ施工させていただきました。

施工後のお庭がこちらです。駐車スペースから、奥の母屋まで土間コンクリートを打設しています。写真内でお車を停められている場所には将来カーポートを設置したいとおうかがいしましたので、ご希望のカーポートのサイズを確認し、その大きさに合わせて土間コンクリートを打設しました。道路境界から駐車スペースまでは砂利を敷設してコストを抑えつつ、お車の出入りに影響のないようにしています。建物まわりを土間コンクリートで舗装されたことで、雑草対策にも効果的ですね。

こちらは施工前の玄関まわり・主庭部分です。まだ地面のままなので床面にも凹凸があり、雑然とした印象があります。

施工後の玄関まわり・主庭部分がこちらのお写真です。

地面部分が平らになっただけでもすっきりした印象になりました。駐車スペースから竹垣のある母屋前までコンクリートを打設しましたので、奥までお車を進めることもできます。将来おばさまを送り迎えする際にも便利かと思います。

お写真では少し見えにくいですが、玄関ポーチ前にはアプローチ代わりにブラウン系のインターロッキングブロックでラインを入れました。ちょっとしたデザインですが、他の目地とは差別化しています。

こちらは施工前の母屋とお住まいとの境界部分。実は高低差があり、土留めの塀が設けられていました。敷石やブロックを設置して通り抜けられるようにされていましたが、ご高齢になればなるほどつまずく場所がたくさんあって危険な印象です。

こちらが施工後のお写真です。高低差解消のために、化粧ブロックとモルタルで階段を設置しました。おばさまが行き来することも考慮し、手すりは両側に設置しています。まわりも必要ないブロックは撤去し、砂利を敷設してすっきりしましたね。

いかがでしたでしょうか？
今回は広いお庭でしたのでまずは生活しやすいよう、動線や駐車スペースを考慮したすっきりした仕上がりを目指しました。外構としてはまだ未完成ながらも、将来を見据えて無駄な施工にならないようにご提案させていただきました。お庭をつなぐことで、気軽にお互いの家を行き来しあい、何かあったらすぐに助けられるような関係を築いていただけたらと思います。

ガーデンプラスつくばでは、今月も店舗での相談会を予定しております。カーポート・駐車場・ウッドデッキ・人工芝・雑草対策など、お庭に関わることは何でもご相談くださいませ。
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