まるでアイアン。まるで枕木。素敵な門構えのご紹介*。

こんにちは！ガーデンプラス宇都宮店の齊藤です。

突然ですが質問です。

みなさんは「本当はこれが良かったけど‥」という瞬間を経験したことはございますか？

今回ご紹介するフェンス選びではまさにそんな瞬間を迎え、コスト削減も踏まえた納得のできる商品を選んだことで、お気に入りの外構が完成致しましたのでご紹介致します。

洋風の建物ととても相性の良いロートアイアンのフェンス。今回はご予算の都合もあり、アイアンフェンスを諦められていました。しかし、まるで本物と見間違うようなアルミ鋳物フェンスを使うことで、洋風の建物と相性抜群な雰囲気を再現することができました。

ロートアイアンとはその名の通り、鉄を加工して作るヨーロッパ伝統の手法が使われた工芸品です。繊細で優雅なデザインが特徴ですが、熱してたたいて…と、刃物などと同じ鍛鉄技術が使われているので、大変強度が高いです。そのためフェンスや窓格子など、ヨーロッパ建築の様々な場所で使われています。ネックとなるのは重量と、ハンドメイド品ということで納期・コストがかかること。また素材が鉄なので、錆びてしまう点でした。

そこで、近代になってから鉄の代わりにアルミを使って、ロートアイアン風フェンスを作るようになりました。鉄の代わりにアルミ鋼材を使った「ロートアルミ」という手法もありますが、エクステリアで活躍しているのはアルミ鋳物商品です。高熱に強い砂型で型を作り、溶かしたアルミを流し込んで作るため、大量生産・納期短縮が可能になりました。アルミなので、錆びることもなく軽量という点もポイントです。

アルミ鋳物で再現した立体感のあるデザインは、重厚感溢れる本物のロートアイアンフェンスのようで、お施主様のイメージしていたお庭の雰囲気を出すことができました。

「本当はロートアイアンが良かった。」でも、「予算的に難しい中で希望に近いデザインを造れたのですごく嬉しい。」そんなお言葉をいただくことができました。

こちらの門柱は枕木材を3本立てておりますが、素材はコンクリートです。コンクリートに枕木風の塗装が施してあるアイテムなので、腐食に強く、白アリ被害も心配ありません。

中には配管用の管が入っておりますので、照明やインターホンなどの電気工事も可能な商品となります。

こちらのお施主様はローボルトの照明を選択しましたので、電気料金も優しく、明暗センサーがあることで点灯・消灯を自動で行いますので、消し忘れの心配も無く安心です。

レンガのアプローチに似合う、レトロなマリンライトやポストのデザインが素敵ですね。