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ライラック(特徴や育て方)
樹木の特徴
高木
落葉樹
花が咲く
紅葉
香り
育て方
日なた
水やり不要
鉢植え可
耐性/難易度
風
ふつう
暑さ
やや弱い
寒さ
強い
虫
ふつう
栽培難易度
ふつう
おすすめ栽培エリア
本州以北

育て方カレンダー
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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植え付け |
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剪定 |
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肥料 |
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開花 |
ライラックの木の特徴
ライラックは北国の代表的な花木として知られています。 5月17日、6月12日の誕生花です。 ライラックというのはイギリス名で、別名にあるリラはフランス名です。フランスではパリを象徴する木として親しまれています。ムラサキハシドイは属名からつけられた和名で、ハシドイは木曽方言に由来するそうですが語源は不明。花が枝先に集まることから「端集い」によるともいわれています。 Syringa(シリンガ) は笛を意味する言葉で、枝で笛を作ったことからとされています。 陽樹〜中庸樹でよく日に当ててあげると花付きが良くなります。ただし、高温に弱く夏の暑さや乾燥が苦手で、葉が傷むと樹木が弱り、花付きが悪くなってしまう場合もあります。西日のあたる場所は避けて植えてあげるとよいでしょう。逆に寒さにはめっぽう強いです。そのため、防寒対策は必要ありません。 ライラックの青緑色の葉はやや硬く、光沢があり、葉の大きさは5〜12cmで葉先がとがった幅の広いたまご形をしています。 花期は4〜5月で、枝先の葉の付け根から長さ10〜20cmの円錐花序(房状に咲かせる花)を直立させ、淡い紫色の小花を多数つけます。小さな花がギュッと寄せ集まった花序は大変かわいらしいです。白色や青色、淡い紅色、濃い紅色などの品種もあります。 通常は花びらが4枚の花を咲かせるのですが、まれに花びらが5枚のものが咲くことがあります。「ハッピーライラック」と呼ばれ、幸運のシンボルといわれているので、お花の季節にはつい探してしまいそうですね。 甘い芳香を放つ花木で、香水の原料ともされるほどの良い香りです。 なお、果実は?刮ハで長さ10〜15mmの細長い楕円形をしています。6〜7月に褐色に熟すと果皮が硬い木質となって先端が裂けて種子を放出します。この頃に花芽をつけるので、剪定をしてしまうと花芽ごと切り落としてしまい、翌年花付きが悪くなってしまいますので、要注意です。 花言葉は友情・青春の喜び・純潔・愛の芽生え・初恋・若き日の思い出・大切な友達などがあります。
ライラックの木の育て方・注意点
水はけがよく湿気のある肥沃地を好む。生長がやや早く、萌芽力もあるため、剪定に耐える。剪定は余計な枝を切る程度に留める。(過度な剪定は生長を妨げる場合がある)耐寒性に富む。東京以西では生育はあまりよくない。移植はやや容易。
- 植栽の名称
- ライラック
(別名:リラ、ムラサキハシドイ、ハナハシドイ) - 形態(もしくは園芸分類)
- 落葉広葉樹 中高木
- 分布エリア
- 北海道、本州中部地方
- 原産地
- 欧州
- 樹高
- 庭木の場合、1.5〜3m
- 開花時期
- 4月〜5月
- 科目(分類)
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界: 植物界 Plantae 門: 被子植物門 Magnoliophyta 網: 双子葉植物綱 Magnoliopsida 目: モクセイ目 Oleales 科: モクセイ科 Oleaceae 属: ハシドイ属 Syringa 種: ライラック S. vulgaris