庭木の美しさを引き出すガーデンリフォーム

こんにちは。ガーデンプラス茅ケ崎の川延です。

ようやく梅雨が明けて、夏らしい気候になりましたね！でも梅雨の間に、お庭が雑草だらけになってしまったというお宅も多いのではないでしょうか？

今回ご紹介するお客様も、雑草にお悩みで当店にご相談くださいました。庭木があるお庭には土があるので、雑草は仕方ないと思われがちですが、しっかりと住み分けをすることで雑草は最小限に抑えることができます。こちらのお客様も雑草は生えないようにしたいけれど、庭木は残したいとご要望をいただきました。そして広いお庭の歩行スペースを確保するために、園路もご希望でした。そこで今回はお庭の歩行性やメンテナンス性を高めつつ、「庭」としても見栄えのするガーデンリフォームをご提案いたしました。

まずは施工前のお庭からご覧ください。

こちらが施工前のお庭の様子です。

大きなソテツが印象的な素敵なお庭ですね。でもお庭自体は芝生に紛れて草が生えてしまって、夏は管理が大変そうです。

そして施工前の園路。平板を敷いたり見切りにレンガを使ったりと、とてもデザイン性にこだわられているのがうかがえます。

ただ、お客様がご自身で敷かれたということで少しガタつきが気になり、凹凸が出来ているために雨の日は水が溜まりやすくなっています。こちらのアプローチも、やり替えることになりました。

こちらが施工後の園路です。

お客様が施工された平板は全て撤去させていただき、代わりに乱形石を貼りました。お庭の植栽スペースがレンガカラーということもあり、色味を合わせて暖色系でまとめています。ガーデンルームやタイルテラスとの境界部分は芝生のお手入れがしにくいのですが、境界線に石貼りを施したことでタイルを傷つけず芝刈りもしやすくなりました。

園路として施工させていただいた乱形石ですが、雑草対策も兼ねてかなり広い範囲で貼りました。

芝生に埋もれていたソテツも植栽スペースとして独立させることで、よりソテツの壮大さと美しさが引き立ちましたね。乱形石とソテツの組み合わせが豪華で、南国リゾートのようです。ソテツの足元はそのまま土を残すのではなく、砂利を敷いて余分な草が生えてこないようにしました。

境界のあやふやだった既存の植栽スペースも、お庭で使われていたレンガを再利用して区画分けすることで、植栽の美しさを全面に引き出しました。

一見ミスマッチとも思われる石灯篭とソテツですが、明るく華やかな乱形石が和のスペースと洋のスペースを切り分けてそれぞれを独立させたので、和洋折衷でどちらのテイストも楽しめるお庭にまとめてくれています。乱形石はただの通路としてだけでなく、面積を広めに設定しましたので雑草対策としても効果的です。

当店で雑草対策をご依頼いただく際、「草は生やしたくないけれど、木は残したい」というご要望をよく頂戴します。そんな時は土の部分を植栽スペースに限定してあげると、日々のお手入れがグッと楽になり、草に埋もれていた植栽の存在感も引き立ちます。雑草にお悩みの際はぜひお気軽にご相談ください。

ガーデンプラス茅ヶ崎では、今月も店舗での相談会を予定しております。カーポート・駐車場・ウッドデッキ・人工芝・雑草対策など、お庭に関わることは何でもご相談くださいませ。
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