暑さや紫外線対策に一役のブルーのポリカーボネート屋根材を徹底比較！実証調査！

こんにちは。　ガーデンプラス福岡早良の丸木です。

今回ご紹介するのは、カーポート・テラス屋根の屋根材に多用されているポリカーボネートの選び方についてです。

性能をよくわからず選定されている方が多いように思ったので、そこにフォーカスしてお話いたします。

ポリカーボネートのサンプルを写した写真の看板に移った影を見ていただきたいのですが、

写真の6桝中、上2枚、中左がポリカーボネート板、中右、下2枚が熱線遮断ポリカーボネート板です。

明るさ可視光線透過率の違いがお分かりになると思います。

メリット

ポリカーボネート製の屋根は、軽くて光を通すため、明るい駐車場を保てる人気の素材です。アルミやスチール折板よりコストを抑えられ、デザインやカラーも豊富。6種類以上の色から選べるため、建物の外観に合わせやすく、紫外線もほぼ100％カットして車の色あせや劣化を防ぎます。価格が手ごろで、設置しやすい点も魅力です。

デメリット

長年使用すると色が褪せたり、強風や台風で屋根が外れるリスクもあります。特に古くなった場合は注意が必要。設置場所の環境や風の影響を考慮してポリカーボネート屋根を選ぶことが、安心して使い続けるポイントです。

ポリカーボネート屋根の中でも、熱線をしっかりカットしてくれるのが「ブルー」カラー。日差しをやわらげながらも、屋根下はほどよく明るく、夏場でも車内の温度上昇を抑えてくれます。実際に施工した2種類のブルー系屋根材を比較すると、色味によって光の透け方や影の印象が異なり、駐車スペースの雰囲気も変わります。

透明感のあるブルーは屋根下も明るく、マット調のブルーはしっかりと遮光し、落ち着いた印象になりました。

先ずは商品　「YKKAPアリュース　ポリカーボネート板　アースブルー色」
ポリカーボネート越しに太陽を見ると輪郭がくっきり見えます。

・可視光線26％
・遮熱カット率40％
・UV（紫外線）カット率　約100％

アースブルー屋根下の見え方

ポリカーボネート越しのコンクリートを写した写真ですが、
近隣の建物が高く密集した場所は薄暗くなりがちなので、明るさは保ちたいけどしっかり遮熱したい方におすすめ。日差しを取り入れつつ雨風を防ぐのに適しています。

続きまして商品　「YKKAPアリュース　熱線遮断ポリカーボネート板　アースブルー色（マット）」
ポリカーボネート越しに太陽を見ると輪郭が分からずぼやっと見えます。
1つ目にご紹介したポリカーボネート屋根材よりも遮熱カット率が高くなります。
・可視光線17％
・遮熱カット率55％
・UV（紫外線）カット率　約100％

アースブルー色（マット）屋根下の見え方

熱線遮断ポリカーボネート越しのコンクリートを写した写真ですが、1つ目の見え方と違いますね。

すりガラス調で、透明度が低く明るさ可視光線透過率も低くなります。
近隣に日差しを遮る建物が少なく、多少暗くなっても気にならない場所。雨風や直射日光と熱を遮断したい場合に適しています。

いかがでしたでしょうか。
カーポート組立施工中に直射日光に当たっているアルミ部材を手に持つと
『あちち！！あちち！！』
と触れないくらいの強い夏の日差しでしたが、熱線遮断ポリカーボネート板のカーポートを設置した後は
その下でしか作業中の休憩をしないくらいちょうど良い日陰で作業再開したく無くなる快適さでした。

朝夕はやっと夏の終わりを感じられるようになったので遮熱での検討はまた来年になると思いますが、
カーポート・テラス屋根を付けることにより愛車の汚れ軽減や急な通り雨による洗濯物の雨濡れ防止等々
メリットいっぱいです。
ポリカーボネート屋根設置を検討される際は参考にしていただけると幸いです。