お子さまも思い切り遊べるお庭へのリフォーム

家を買って住み始めてから「イメージとちょっと違うな」「使い勝手がよくないな」と感じることは少なからずあるかもしれません。それがお子様に関することなら尚更ですよね。今回ご紹介するお庭もそのひとつ。家を建てて生活してみると、高台にあるはずがお向かいさんが２階で生活される方だったので、どうしても目線があってしまってお庭に出る機会が減ってしまっていたとのこと。そこで私たち外構専門のガーデンプラスがお客様のお悩みを解決した事例です。

折角のお庭がデッドスペースになっていませんか？お庭も最大限活用して住み心地のよいお住まいにしたいですよね。新築でお住まいのご購入を検討中の方も、現在お住まいのお庭のリフォームを考えていらっしゃる方にもぜひ参考にしてください。

こちらがお庭から見た工事前後の写真。こちらのお宅は傾斜地に建てられていて、２メートルほど前の道路より高い敷地になっていました。住んでみると・・・なんとお向かいの２階部分とほぼ同じ高さになっていたのです。もちろんお向かいにお住いの方もお客様も悪気はないですが、家の中で生活していて、しょっちゅう顔を合わすのは、どれだけ仲が良くても気が引けてしまいます・・・そんなこともあり、お庭は手つかずの土の状態で、雑草が生い茂ってしまいお手入れも大変でした。今回そんな目線をカットすべく、メッシュ状のフェンスから木目の目隠しフェンスへリフォームしました。写真は立った状態で撮影しているので分かりにくいですが…家の中から見るとしっかりと目隠しでカバーできているのです！床には一面に天然芝を貼り、青々とした緑の生い茂る明るいお庭に。これだけ広い芝生があれば、お子さまもお庭で思い切り遊べますね。天然芝ならではの草の風合いが優しく、自然味溢れるお庭にしました。転んでも大けがしない、天然の草のクッションで守られた遊び場です。

こちらのテラス部分、床がコンクリートで雑草は生えないのですが、３方に窓が設置されておりどんな使い道をしたらいいか少し悩みどころでもありました。そこで、ここを第二の子供部屋にしようとウッドデッキを設置しました！目隠しパネルはウッドデッキに立ってもお向かいさんと目が合わないようにとの配慮から。左右の掃き出し窓をウッドデッキでつないだので、お部屋とお部屋を繋ぐ渡り廊下的な使い方もできるようになりました！

こちらがウッドデッキの内側につけた２つの施工ポイント！ウッドデッキはお庭との出入りがしやすいようオプションのステップや段床と呼ばれる幅の長いウッドデッキを設置することが多いのですが、こちらのご家庭はまだお子様が小さいということもあり、1.0間×3尺のウッドデッキを段床風に設置しました。こうすることで段床よりも奥行、幅共に広くでき、万が一転んでも１段だけの転倒で済むので大きなけががしにくくなります。また奥にはテラス屋根を設けました。掃き出し窓を十分カバーするサイズにすることで、突然の雨でもお部屋に雨が入りづらい構造になりました。夏の紫外線もカットしてくれるので、お子様の肌にも優しい空間になりました。

こちらは建物南西部分の犬走りですが、お隣さんと隣接しているため日があたりにくいスペースになっていました。芝生もやはり植物で、ある程度日が当たらないと生育が良くありません。芝生が雑草に負けてしまうとリフォームの意味もないので、こちらのスペースは砂利敷きに。砂利の下には防草シートを敷いているため、雑草が生えにくく、また万が一生えても砂利があることで雑草の成長が遅く、根が張る前に簡単に除去できるようになりました。エクステリアや石材も適材適所。単にお金をかければいいというわけではありません。お客様の生活スタイルや立地条件など様々な情報をもとに、最適な商品や工法をご提供するのが私たちの仕事です。お庭づくりのことなら何でもご相談いただければと思います。