柔らかい目隠しを使ったウッドデッキと天然芝のお庭

こんにちは。ガーデンプラス船橋の本多です。

今回は新築のお住まいの外構工事をご紹介します。といっても、駐車スペースの土間コンクリートや外周フェンスはハウスメーカー様にて施工されていましたので、主庭と建物まわりを工事させていただきました。
お客様からはウッドデッキの設置をご要望いただきましたので、設計に組み込ませていただきました。早速施工前・施工後のお写真を、ポイントごとにご紹介いたします。

まずはお客様からご依頼いただいたウッドデッキのご紹介です。こちらは施工前のお写真で、ブロック塀はやや高めに設けられ、主庭は土のままでした。奥行きが限られた敷地ですので、広さをいっぱいに使ったウッドデッキをご提案いたしました。

こちらが施工後のウッドデッキです。奥は室外機などが置かれた犬走りになっているため、手前にのみステップを設置して無駄な動線をなくしています。あまり高さもありませんので、大人の方であれば上り下りできる高さです。デッキ下・犬走りとも防草シートと砂利を敷設して雑草対策をし、見切りはインターロッキングブロックを使いました。

ウッドデッキはブロック塀に接する場所に、隙間ふさぎ材を使いました。ゴミや雨だれなどが入り込むのを防ぎ、お掃除がしやすいです。

ウッドデッキ以外でもお子様と遊べるスペースになるよう、ステップを降りた先は天然芝を施工しました。2月の撮影のためまだ茶色い状態ですが、これから暖かくなってきますと新芽が伸びて、緑が爽やかなお庭になりそうです。

お隣さんとの境界には目隠しになるように角柱を並べました。木目調のため、天然芝ともよく合う優しい雰囲気で、視界を遮りすぎません。

目隠しフェンスには様々なタイプが出ていますが、フェンスに限らずとも、植栽や角柱、半透明パネルなども目隠しとしてご利用いただけ、デザインの幅が広がります。また注意したいのはお隣や外からの景観です。今回はお隣もお庭としてお使いでしたので、ナチュラルな角柱にしました。

せっかくなので柔らかい目隠しの施工例もご紹介します。まずは縦格子のスクリーンフェンスを使った事例です。植栽とスクリーンフェンスを交互に設けることで柔らかい目隠しにしました。縦格子のシャープな印象が植栽の伸びやかなシルエットによって和らぎます。

こちらは角柱でも高さを変えて並べてみました。上と同じように植栽の合間に設けています。ダークな色味ですが、高さに変化をつけたことや本数が少ないことで重くなりすぎないように設計しました。

アプローチやお隣さんのお庭の横などは、やはり景観にも気を付けたいもの。角柱やスクリーンフェンスなどデザイン性にすぐれた目隠し性のあるエクステリアを上手に使って、外から見ても素敵だなと思えるようなお庭にしたいですね。

駐車スペースとお庭の土留めの間に物置を施工させていただきました。こちらが施工前の設置予定地です。実は建物側に散水栓があるため、散水栓をふさがないように、かつ、お庭の動線や駐車スペースを圧迫しないようサイズに注意し、ヨド物置のエスモを採用しました。

こちらが施工後のお写真です。散水栓もご利用いただけるよう余裕を持たせています。お車のメンテナンス用品やガーデニング用品などは、外に収納するスペースがあれば、多少泥や砂で汚れていてもそのまま片づけることができて便利です。室内の収納スペースを圧迫しませんので、お子様が成長するにつれて物が増えていくご家庭にはおすすめです。

いかがでしたでしょうか？
施工面積はあまり広くありませんが、ナチュラルで明るいお庭を目指しました。ウッドデッキや人工芝は植栽との相性も良いので、これからガーデニングや家庭菜園などをご家族で楽しんでいただけそうです。