玄関からお庭までを目隠しするテラス屋根設置工事

こんにちは。ガーデンプラス姫路の井内です。

今回は玄関前に目隠し壁を作りたいというご要望に対し、サイドパネル付きのテラス屋根をご提案した事例をご紹介します。

早速施工前の様子からご覧ください。

写真左手が南向きの方角になります。
建物を建てた時は、南向きの玄関前には田んぼしかなかったが、住み始めてからアパートができたそうです。
掃き出し窓からも、玄関開けてもアパートの1階や2階から見えるので、何とか目隠しになるものをしたいとお聞かせいただきました。

お客様のご要望を整理すると

・アパート1階・2階の窓から見られないような壁ができないか？

・南向きの庭なので暗くならないようにしてほしい

・洗濯物も干したい

・外壁には穴をあけて取り付けたくない

といった内容です。

隣地アパートの窓からの距離が近いので気になります。また集合住宅には致し方ないことですが、アパート入居者の移り変わりがあり、人によっては窓を常に開けている人もいるので気になっているとのことでした。

高い壁は無理なのでテラス屋根を提案しましたが、外壁に穴をあけたくないというご要望なので、自立できるカーポートをテラス屋根として使っていただくことにしました。

フラット屋根のFタイプより、ラウンド屋根のRタイプの方が建物側の高さが高いので、Rタイプをお勧めしました。アパート1階部分の窓からの視線については前面パネルのオプションで何とかなりそうです。

施工後の写真です。

玄関前から掃き出し窓までをカーポート連棟でテラス風に覆いました。

開放感はどうしてもなくなってしまいますが、その分屋根に囲まれた安心感があります。ほとんど隣のアパートの様子が見えないので、お隣に住まわれている方も気まずい思いをせずに窓を開けることができるでしょう。
また屋根はポリカーボネート製なので、すりガラスのような半透明で採光性もあります。

前面パネルを設置したことで、お隣を気にせず洗濯物が干せるようになりました。

施工後はお客様から大変喜んでいただき、今まで気になっていたことが解消できてほんとにうれしいと言っていただきました。
明るさも思っていたほど暗いことがなかったので安心されたようです。

施工で苦労したことは、玄関から掃き出し窓まで連棟施工です。ご覧の通り、掃き出し窓の上にはシャッターボックス、勝手口の上には庇が見えますね。

ほかにもベランダ下の高さ、玄関前のポーチ屋根の高さ、換気扇の高さ、梁の位置…色んな高さが干渉していた場所だったので、揃えるのに苦労しました。

でもお客様から大変喜んでいただいたのでうれしかったです。