梅雨のお庭を楽しむおすすめの花3選+α

梅雨に入るとお庭に出る機会も減ってしまいがち。けれども折角のお庭、使わないでおくのは、少しもったいない気がしませんか？梅雨の雨が続く日でも、お庭を楽しむ方法はいくつかありますが、代表的なものはリビングから見えるお庭に花や実のなる植物を植える方法。暗くなりがちな梅雨の外の景色に明るい色を入れることで、お部屋の中まで明るくなったように感じられます。今回は梅雨の季節にも彩を添えてくれる花や果物をご紹介いたします。

おすすめの梅雨の花①　花紫陽花（アジサイ）

梅雨の花の代表といえば紫陽花。青や赤、白、紫といった明るい色で、お庭の雰囲気を明るくしてくれます。大ぶりな花がいくつか咲くようなイメージの紫陽花ですが、実は花にあたるのは中央の小さな粒の部分。花びらに見える色のついた部分は、萼（がく）と呼ばれる通常花びらを支える葉のような部分にあたります。また花の色も特徴があり、土が酸性の場合は青、アルカリ性の場合は赤の色の花を咲かせることが知られています。紫陽花は大きくなりやすい低木ですので、大きさを維持するためには剪定が必要ですが、初心者でも十分にお楽しみにただける植物です。葉焼けや水切れを起こしてしまいがちな、風が通らない場所、西日が直接当たる場所は避け、乾燥しないように水やりを心がけてください。

おすすめの梅雨の花②　桔梗（キキョウ）

青や紫、白の美しい花を咲かせる桔梗も開花は6月の梅雨の時期から。かわいらしい花が連なる姿は、まさに梅雨の空気を明るくするのにぴったりではないでしょうか。日当たりのいい場所で、水やりも土の表面が乾いたら水をあげる程度で大丈夫ですので、初心者にも手軽に育てられます。ただし、背丈が大きくなりやすい一方、強風で倒れてしまうこともあるので、花が咲いた後は半分より下、１/３程度の位置で剪定してあげてください。

おすすめの梅雨の花③　梔子（クチナシ）

白の色を付ける低木で、秋に実る果実は古くから着色料や生薬として使われてきた花です。香りも強いので、季節を感じる花としてお楽しみいただけます。開花は梅雨の時期と秋の２回。寒さには少し弱く、極度の乾燥にも弱いので育てるのに多少のコツがいりますが、初心者でも育てることのできる樹木です。幾重にも連なる小さな花びらが、お庭を美しく彩ります。種から育てると花が咲くのに数年かかりますので、すぐにお楽しみいただくには苗からはじめることをおすすめします。

上記以外でも、柿や栗、レモン、オリーブも梅雨入り前に開花する樹木です。また、6月に実をつける木としてはジューンベリーやビワなどがございます。青々とした木の実が成熟していく風景を眺めたり、梅雨の晴れ間に実を収穫したりと、こちらもお庭生活にはうってつけです。これらの木々はガーデンプラスをご利用いただいた方のうちお子様のいらっしゃるご家庭へシンボルツリーをプレゼントする「プラントプラン」の樹木としてもご紹介しております。詳細は以下よりご覧ください。

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