お庭で育てられる美味しい冬野菜Vol.3
お庭で育てられる美味しい冬野菜のご紹介、今回で最終回です。挑戦してみたい野菜を見つけてみてくださいね。

せっかくのお庭、スペースを持て余していませんか?難しいイメージの家庭菜園も、小さなスペースから始められます。収穫できるまでに少し手間はかかりますが、手をかけた分、大きく育った野菜を収穫するときの喜びはとても大きいものです。今年は新たに趣味として家庭菜園を始めてみませんか?今回で最終回の、お庭で育てられる美味しい冬野菜。寒い時期のおこもり生活も楽しくなる、冬野菜の育て方をご紹します。
①カリフラワー
茹でるとコリコリした食感が楽しめるカリフラワー。特にビタミンCが豊富で、和洋中どのジャンルでも活用できる野菜です。地植えせずポットや箱に種をまき、苗にしてから畑に植え付けます。土は野菜用の培養土を使うと便利ですよ。本葉が出始めた頃に2本立ちに間引きをし、本葉が2枚になる頃には1本立ちにします。湿害に弱いので、朝水やりをする際は夕方には乾く程度にとどめましょう。定植の2週間前には苦土石灰を混ぜてよく耕し、1週間前に堆肥と元肥を施します。畝を作り、定植。カリフラワーは大きく育つので、間隔は40~50cmほどあけましょう。倒れやすいので、途中土寄せと追肥をセットで行います。1回目は生育が始まった頃に、2回目は花蕾と呼ばれるカリフラワーの食べる部分が見えたタイミングで追肥しましょう。花蕾が鶏卵ほどになったら、保護するために外側の葉を束ねてひもで結びます。覆うだけでも大丈夫。花蕾の直径が15cmほどで収穫です。
②白菜
味が淡白でクセがなく、この時期のお鍋には欠かせない白菜。炒め物や漬物など用途が幅広いだけでなく、食物繊維豊富でカロリーも低い、健康が気になる方にもおすすめの野菜です。白菜もカリフラワーと同じく、土づくりは2週間前から。1週間前には堆肥と化学肥料を入れてよく耕します。畝を作り、40~50cmほど間隔をあけて直径5cm、深さ1cmの穴に5~6粒ほど種をまきます。3~4日で発芽し、子葉が開ききった頃に3~4本立ちに、本葉が2枚になった頃に2本立ちにします。本葉6~7枚で1本立ちにし、そのタイミングで追肥と土寄せをしてください。その後2週間おきに2~3回おこなってください。白菜は病害虫の対策が欠かせません。代表的な病気に軟腐病、べと病、根こぶ病などがあり、発生してからでは手遅れになり、食べることができなくなります。予防的に薬剤散布をしましょう。害虫も見つけ次第駆除してください。頭の部分を抑えてみて、固くしまっていたら収穫です。品種によって収穫までの日数が違いますので、確認してくださいね。
③チンゲン菜
チンゲン菜はビタミン類が豊富で、煮くずれしないため炒め物から煮物まで幅広い調理法で使われる野菜です。種は畑への直まきが基本。チンゲン菜も土づくりは2週間前までに済ませます。苦土石灰を混ぜてよく耕し、1週間前には堆肥と化学肥料をよく混ぜてください。畝をつくり、病害虫から守るためにマルチを張るのがおススメです。直径3~4cm、深さ1cmの穴を作り、4~5粒ほど種をまきます。土を被せたら軽くおさえ、しっかりと水やりをします。3~4日ほどで発芽して、本葉が2枚になったら2本立ちにし、本葉が3~4枚になったら1本立ちにしましょう。時々土寄せして、株を起こすようにしてあげてください。病害虫から守るために防虫ネットなどもおすすめです。白菜同様、チンゲン菜も根こぶ病がでると治せないので、発病した苗は抜いて処分します。収穫期はチンゲン菜も品種によって異なりますが、種をまいてからだいたい80日ほどで収穫です。葉物野菜は虫がつきやすいので、日頃からよく観察してあげてくださいね。

些細なことでも大歓迎!お気軽にお問い合わせください
お庭に関する事なら、ガーデンプラスへお任せください。ガーデンプラスは、全国で外構工事を手掛けるガーデンメーカーです。店舗でのご相談はもちろん、フォームやお電話からのお問い合わせも承っております。
記事に関してのご質問は、外構のプロスタッフがお答えいたします。

いかがでしたか?愛情かけて育てた野菜を使ったお料理のおいしさは格別です。お庭の有効活用の方法として家庭菜園はおすすめですよ。家庭菜園のことなら、ガーデンプラスにご相談ください。
ガーデンプラス本部
Web担当
中谷麻美
野菜や植栽の育て方、お庭の楽しみ方などを詳しくご紹介します。