４月の植え付けがおすすめの植栽（プラントプラン編）Vol.3

もうすっかり春ですね。地域によっては今週末が桜の見ごろを迎えるそうです。お花見の予定は立てましたか？お花見もいいですが、暖かくなってお庭も華やぐ季節。新しく植栽を植え付けるにも最適な時期なんです。第3回を迎える４月の植え付けがおすすめの植栽も今回で最終回。お好みの植栽を見つけて、この春からのガーデニングの参考になさってみてくださいね。

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①オリーブ

最近シンボルツリーとしても人気の樹木のオリーブ。オリーブオイルや食用の実のイメージの強いオリーブですが、樹木自体も需要があるんです。美しい樹形と、太陽の光で銀色に輝く葉が人気の秘密。その立ち姿の繊細さから、洋風のお住まいのシンボルツリーとして高い人気を誇ります。もちろん実がなることも人気の秘密。しかし、残念ながら生食では渋みが強いので食べられません。少し手間はかかりますが下処理をすることで様々なお料理に活用できますよ。

植えつけの場所は日当たりの良い場所を選びましょう。日照不足だと生育不良を起こします。乾燥気味の土壌を好みますので、夏の乾く時期以外の水やりは必要ありません。あまり手をかけなくても育ちますが、お花を咲かせるには少し剪定してあげた方がいいですね。樹形が不自然になってしまうので、根元から切ってあげてください。オリーブは自家受粉が難しい植栽ですので、実を付けたい場合は近くに別の植物を植えてあげるといいですよ。受粉を手伝ってくれて、たくさんの実がつきます。

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②ツバキ

春の訪れを告げるといわれているツバキ。木へんに春と書く「椿（ツバキ）」は、この暖かくなる4月が植え付けにおすすめです。生垣としてもよく使われ、比較的目にする機会も多い植栽ですね。しっかりとした光沢のある濃い緑色の葉っぱに、赤いお花をつけるツバキ。品種によっては11月から咲き始めるので、冬のさみしくなるお庭の彩りにもぴったりです。

ツバキは日陰に弱いので、日当たりの良い場所を選んで植えましょう。生垣として使われるほど枝が伸びる性質なので、剪定は行いましょう。つぼみを切ってしまわないよう、お花が咲き終わった頃がおすすめです。しっかり存在感があるので、和テイストのお庭向きの植栽ですよ。

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③四季咲きモクセイ

かわいらしい小花がたくさん花をつける四季咲きモクセイ。名前の通り、真冬以外は一年を通して何回かお花を咲かせてくれます。甘い香りで有名なキンモクセイの仲間なので、キンモクセイに比べると少し弱いですが香りも楽しめますよ。お庭の彩りにピッタリの植栽です。

植える場所は半日陰を選びましょう。あまり大きく育つ種類ではないので、プランターでも育てることができます。自然の樹形で育てることもできますが、少し剪定をして風通しをよくしてあげると虫がつきにくくなりますよ。大気汚染に弱い植栽なので、車の通行量が多い道路沿いは避けましょう。和洋どちらのテイストにもおすすめの植栽です。

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