バリアフリーの施工例のご紹介
今日6月5日は老後の日!今回はお年寄りにも優しいバリアフリーの施工例をご紹介いたします!

今日6月5日は老後の日。6(ろう)月5(ご)日の語呂合わせが由来となっています。2008年に神戸市老人福祉施設連盟によって制定され、「高齢者自らが、楽しく、元気に、夢と希望を持って生活できるように生き方を考える」ことなどを目的とされています。
政府の調査によれば、2060年頃には75歳以上の高齢者が4人に1人になるとされています。そんな将来の先を見据えて、外構もバリアフリーを意識したデザインが増えているんです。よく耳にするバリアフリーとは、障がいを持つ方や高齢者が、生活する上で生活の支障となる物理的な障害や、精神的な障壁を取り除くための施策を言います。外構に特化していえば、階段は段差を低くしたりスロープにしたり、通行する際の安全性に配慮して手すりをつけたりする工事が一般的です。
そこで今回は、バリアフリーに配慮した施工事例をご紹介いたします。新築でご検討の方も、リフォームでご検討の方もぜひご参考にご覧ください!
こちらは玄関ポーチの階段部分に設置した手すりです。お住まいのドアに合わせて、木調デザインの手すりを採用しました。こちらのお宅のように、玄関が駐車スペースに面しているお宅ではお子さまの階段からの落下や飛び出し防止の役割も果たします。
先ほどと同じく木調デザインですが、こちらはフラットなデザイン。手すりの形を変えるだけで、違った印象になりますね。お住まいの水平なデザインと手すりの形状を合わせるだけで、スタイリッシュな印象になります。
先ほどのナチュラルな木調とは違い、シックなダークブラウンの木調色の手すりです。こちらもドアの色味と手すりを合わせることで、調和のとれたデザインになります。機能性だけでなく、デザインにもこだわりたいところですね。
こちらのお宅は手すりだけではなく、段差を低くして1段あたりの面積を大きくすることで、階段の上り下りの負担を軽くしました。緩やかなスロープをつけるとなると、玄関との高低差が高いお宅ではどうしてもスロープ設置に必要な面積が大きくなってしまうので、このように段差を低くするだけでも安全性が格段に上がりますよ。
こちらは手すりに加えてスロープを設置したお宅です。足もとはモルタルで仕上げて、シンプルなデザインのスロープにしています。幅を少し広くとることで、将来的に車いすが通行することになっても安心ですね。車いすはもちろん、重い荷物を運び入れるための台車の通行も可能。お年寄りへの配慮をしつつ、スロープがあることで生活の利便性もアップします。
こちらのお宅はスロープにカーブをつけています。玄関との高低差のあるお宅では、このようにスロープにカーブをつけることで、傾斜が緩やかになりますよ。車いすは人が乗ることで、重量が増します。傾斜を緩やかにすることで、後ろから押す人の負担軽減にも配慮されたスロープです。
バリアフリーに有効なのはスロープや手すりだけではありません。足もとを水はけのよいインターロッキングや、滑りにくいタイルにするだけでも安全性が向上します。特に転倒事故が起こりやすいのが、雨上がりの濡れた路面。足もとを滑りにくくするだけでなく、明るく優しいデザインでお住まいを華やかにしてくれますよ。機能性とデザイン性を併せ持つ部材をうまく取り入れて、誰もが安心して過ごせる美しいお庭にしたいですね。

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誰もが迎える老後の生活。今からしっかりプランニングすることで、後からのリフォームが楽になりますよ。バリアフリーに配慮した外構のことなら、ガーデンプラスまでお気軽にご相談ください。
ガーデンプラス本部
Web担当
中谷麻美
野菜や植栽の育て方、お庭の楽しみ方などを詳しくご紹介します。