こぼれ種で毎年咲くオルレアなどの植物をご紹介!
一度植えたら毎年自然と芽吹いてくれる、「こぼれ種」で増やしやすいおすすめの植物をご紹介いたします!
こんにちは、ガーデンプラスの中川です。
だんだん陽射しが強く、日が長くなってきましたね。お庭では花の季節と共に雑草のシーズンも到来。冬の間はひっそりしていた庭に、一気に「よく分からない草」が増えてくる時期です。
しかしながらその「よく分からない草」たち、よくよく見てみると小さな花が咲いていたり、なんだか見覚えのある葉が出てきていたりしませんか?
実は、植物の中には、「こぼれ種」といって、花が終わって出来た種が自然と土の上に落ちて発芽して仲間を増やす種類がたくさんあります。特に何もしていないのに発芽するということは、お庭の環境が良く合って、育てやすい植物というサイン。ガーデナーの中にも、宿根草・植えっぱなし球根・こぼれ種の植物だけで、特に植え替えをしないのに年中花が咲いているというお庭を実現させている方もいらっしゃいます。
今回はそんな「こぼれ種」で増えやすい植栽をご紹介します。一度植えたら自然と増えていく植物は、草原や森の中のようなナチュラルなお庭におすすめですよ!
こぼれ種?雑草?見分けるポイント
植栽の紹介の前に、まず「こぼれ種」と「雑草」の違いをご紹介します。
昔、NHKラジオで「雑草とは何か」という小さなお子さまの質問に対し、植物の専門家が「人間にとってコントロールできない植物」と回答していて、なるほどと思ったことがあります。雑草とひとくくりにされますが、植物はそれぞれ名前がつけられ、時には園芸用に改良されたりもします。雑草と呼ぶかを決めるものさしは、人間にとって邪魔かどうかということ。となると、お庭という場所での人間と植物の付き合い方を改めて考えさせられますね。
こぼれ種で増える植物も、コントロールできないという意味では雑草と呼ばれてもおかしくない性質の持ち主です。実際、自然に任せていると色々なところから他の草に混ざって発芽するので、気づかずに抜いてしまう方も多いはず。
雑草かどうか見分けるにはどうすればいいかというと…上記のように、雑草かどうかを決めるのは人間のものさしなので、あまり効果的な方法はありません。ある人にとってはようやく発芽した苗ですが、ある人にとっては雑草となるのが、こぼれ種の植物たちです。そのため、間違って抜かないようにするには花が咲くまで待ってみるか、葉の状態を覚えておくことです。
雑草が嫌いという皆さんも、少し考え方を変えてみて、「意外と可愛い花が咲く」「なんだかグラウンドカバーになってくれた」と、その植物の個性に目を向けてみてくださいね。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!今年は素敵な西洋オダマキをお迎えしましたので、ぜひ種をとってみたいと思っています。
ガーデンプラス本部 担当:中川知春
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