【動画あり】角地を活かす外構のコツ!角地のメリット・デメリット
費用別のモデルプランで角地の新築外構を解説します

今回のテーマは、「角地の外構」!
角地にご新築を検討中のみなさん、その外構、角地のメリットを活かせていますか?角地には、角地ならではのメリットがたくさんあります!
この記事では、角地のメリット・デメリットと角地外構工事の注意点を解説した後に、予算別の角地外構モデルプランを3つご紹介!予算が変わると、解決できるデメリットや印象が変わっていきます。費用感や設計のポイントの参考にしてくださいね♪
それでは早速、角地のメリット・デメリットを解説していきます!
角地外構のメリット5選!
まずはメリットを5つご説明します!
1.広くて資産価値が高い土地が多い
人目に付きやすい角地は防犯性が高く、角地という希少性もあり、加えてこれから説明する多くのメリットから、資産価値が下がりにくいといわれています。
2.日当たりが良く風通しもいい
二方向からの光が入るため、太陽の光をたっぷり取り込める明るいお家になります!
3.間取りの自由度が高い
道路に面した二方向のどちらにでも玄関を設けられるので、間取りの自由度が高いです。ライフスタイルに合わせた間取りにすることができます。
4.玄関アプローチ・駐車場の配置の自由度が高い
道路に面している範囲が広いので、玄関までの動線や駐車場の取り方も様々なパターンで考えることができます。
5.かっこいい家を目立たせることができる
視線を遮るものが少ないので人目に付きやすい!角地におしゃれなお家を建てたら、憧れの的になること間違いなし!!帰宅するたびにお家を眺めて見惚れてしまうようなマイホームが建てられたら素敵ですよね♪
良いことばかりに見える角地ですが、デメリットもあります。
デメリットもしっかり理解したうえで、納得のいく外構をつくりましょう!
角地外構のデメリット4選
デメリットを4つ説明します。
1.土地価格が高い
人気があり、資産価値も下がりにくいため、道路に一面しか接していない土地に比べると、価格が高くなる傾向があります。
2.境界工事に費用が掛かる
境界工事とは、自分の敷地の境界を明確にし、敷地内の土が敷地外へ流れないようにするための必須工事です。
道路に一面しか接しておらず、両隣にもお家があれば、ブロックや比較的安価なメッシュフェンスで仕切るケースが多いですし、すでにお隣さんがフェンスを建てていれば、自分たちは家の後ろ側の境界工事だけで済んだ!なんてこともありますが、角地だとそうはいきません。道路に面した境界が長い分、工事費用は高くなってしまいます。
3.外からの視線が気になる
防犯上は人目につきやすいことがメリットになりますが、生活するうえではその視線が気になってしまうもの。通行人や車からの視線が気になる箇所に、目隠しフェンスや塀、植栽を設けることが多いです。
4.安全面での配慮が必要
角地は様々な方向から車や歩行者が来るため、車を入出庫する際に特に注意が必要です。通勤・通学の人が多い道に面している場合は要注意。人目を避けるための目隠しはしながらも、安全に道路に出るための見通しのよさは確保しなければなりません。
角地外構で特に気をつけたいポイントは…?
デメリットがあるとはいえ、やはり人気なのが角地。
角地の外構を考える上で特に気を付けたいのが「安全面」と「目隠し」の2点!
安全面については、車の入出庫時に両方向から死角にならないような設計にします。上のイメージパース図面のように、角に門柱や玄関アプローチがあると道路側から見えにくくなりがちです。
目隠しについては、色々な方法からの視線を考える必要があります。例えば、玄関ドアを開けたとき。玄関の正面から玄関内まで丸見えになることが気になる方が多いです。しかし、玄関は正面からも斜めからも見えてしまうので、1方向からだけの視線を遮るだけでは期待した効果は得られません。玄関だけでなく、窓やお庭など、「隠したい場所をどの方向から視線を優先して遮るか」は悩むポイントです。
角地外構について、概要が理解できたでしょうか?
ここからは予算別の角地外構プランをご紹介します!
メリットを最大限に活かし、安全面と目隠しに注目した外構プランを、外構費用100万円・200万円・300万円と3つ考えてみました。
費用が低い順に見ていきましょう!
予算別角地外構プラン① 100万円プラン
費用が比較的少なめなので、機能性を重視して考えてみました。
フラットな舗装面で駐車しやすく、且つ耐久性も高いので建物正面は土間コンクリートで舗装。そして、コンパクトな機能門柱を建物側に設置することで、視界が遮られず安全に車を入出庫でき、駐車スペースも広く確保できます。また、機能門柱はリーズナブルでオシャレな商品が多いのでコストを抑えたい場合にもってこいです!
そして、気になる角から玄関への目隠しには高木を植えました。高い塀で完全に遮ると見通しが悪く危険ですが、高木の枝や葉なら程よく目隠ししてくれます。
けれど、木だけだと目隠し効果が薄いのでは…?と感じる方もいらっしゃると思いますが、意外と効果は高いのです!建築ではよくつかわれる手法で「アイストップ」といいます。隠したいものの手前に物があると、人の注意は奥の玄関から手前の木に向いてしまいます。そのため、通りかかった人からの目隠し程度なら植栽でも十分だと思います!
予算別角地外構プラン② 200万円プラン
予算200万円のプランでは、車は1台所有、来客分でもう1台停められるという想定でプランニングしました。そのため先ほどより駐車スペースは少し狭いですが、その分、境界にフェンスを設置しているのがポイント!
隅切り(すみきり)と呼ばれる、角地の角を切り取って道路状にしている部分にフェンスを設置しました。こうすることで道行く人が、ショートカットしようとしたり、車の切り替えしの為に敷地内に入ってきたりすることを防止できます。
その他にも、先ほどは機能門柱だった門柱を、玄関前の造作門柱にすることで玄関の目隠しにしています。
予算別角地外構プラン③ 300万円プラン
最後は予算300万円の角地外構プランです!
こちらも車は1台所有の想定です。小さめの車なら門柱の前に停められる程度の広さで設計しています。このプランで特に工夫したのが玄関アプローチ!
門柱や塀を使い、くねくねと曲がる動線にすることで、玄関を出てすぐに通行人と目があったり、玄関が丸見えになったりすることを避けられるようになっています。
塀の内側にスペースがあるので、三輪車や水やり用のホースなど、ちょっとした物置スペースとしても使えます。少し中に入るので盗難防止効果も期待できますよ。
そして、カーポートも柱が後ろだけにある後方支持タイプを選んでいるのも工夫の一つ。前側の柱がないことで、入出庫の際の視界が開け、安全性に繋がります!
予算別の角地外構プランはいかかでしたか?
今回のプランの敷地条件、見積内容は、北西向きの角地で約40坪、高低差の少ない土地で考えた場合の見積です。建物裏やメッシュフェンスなどの境界工事は建物工事と一緒にやったものとして、見積に含んでいません。見積金額は地域や立地条件によって変わってくるので、参考程度にお考えくださいね!
今回は角地外構について解説しました!角地は敷地の使い方の選択肢が多いので、時間をかけて最適なプランを見つけて、最高の角地住宅にしてくださいね!
このブログの一番上にあるYouTube動画では、さらにたくさんの施工事例写真と共に角地外構を紹介しています!ぜひご覧ください!
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ガーデンプラス本部
Web担当
菅萌香
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