外構の高低差をフラットに整える！上質なファサードに生まれ変わった大型リフォーム施工例

こんにちは、ガーデンプラス本庄の坂本です。
今回は高低差のある外構リフォームの施工例をご紹介します。

ご相談のきっかけは、建物リフォームに伴う外構工事計画。
敷地内に高低差のある外構でしたので、お客様のご相談内容に合わせて外構工事プランを作成しました。

主な施工内容は以下の通りです。
①駐車場の増設（写真※建物側からのリフォーム前）
② 門柱まわりのデザイン刷新
　 サンルームの新設
③ 樹木撤去とローメンテナンス化

外構リフォーム工事全体を通して、「使いやすく、見た目も整う設計」を重視しました。

最も時間を要したのが、高低差のある外構を平面化する工程です。
元々は擁壁で区切られていたお庭とアプローチを解体・撤去し、レベルを下げてコンクリートを打設。高低差を解消しながらも、構造的な安定と見た目の美しさを両立しました。
既存の土留めを半分ほど残し、新設部分と一体感を出すために塗装仕上げを採用。塗装には「四国化成 美ブロシリーズ」を使用しています。
この塗材は汚れに強く、既存コンクリートにもなじみがよいため、高低差外構の施工例でも仕上がりに定評があります。

駐車スペースが広がったことで、駐車できる台数が増えたことはもちろん、来客時にも安心のスペースに生まれ変わりました。

設計段階では、サンルームがアプローチ動線に入る配置でした。そこで、視線をやわらげるために存在感のあるタイル張り門柱を設置。タイルは600角の大判を使用し、重厚感と高級感を両立しています。

また、階段はトレンドの浮き階段デザインを採用。階段下部には美ブロシリーズで黒塗装を施し、門柱とのコントラストで全体を引き締めています。
夜間にはライトアップを仕込み、昼夜で印象の変わるファサードに。帰宅時、柔らかな灯りに迎えられるような暮らしのシーンが浮かぶ外構となりました。

お庭部分は既存のインターロッキングを活かしつつ、老朽化した植栽や樹木を撤去。残りのスペースはアスファルト舗装に変更し、雑草が生えにくいローメンテナンス設計としました。
階段を上がった先もフラットな動線で、洗濯物を干す・お子様が遊ぶといった日常動作がしやすくなっています。
素材をできるだけ統一し、建物のリフォーム後の外観と自然に調和するデザインにまとめました。

今回の施工は、高低差を活かしながら快適な暮らしへとつなげた外構リフォームの一例です。
デザイン性だけでなく、動線・メンテナンス・素材選定すべてをバランスよく設計しました。
当店では、大型のリフォーム案件も多数対応しております。
「今の外構を使いやすく変えたい」「暮らしが変わるリフォームをしたい」という方はお気軽にご相談ください。