お客様のご要望を予算内でかなえた新築外構工事

こんにちは、ガーデンプラス鹿児島の阿久根です。

本日は思い出深いお客様の新築外構案件をご紹介いたします。というのも、実は導入したばかりのCADを使って、ご提案内容のパース図を作成したお客様で、まだまだ不慣れなソフトを一生懸命使ってご成約できたという技術面の転機となった案件だったからです。またそれだけでなく、競合の多い中お客さんの希望を予算内でかなえるべく色々調整したという営業努力で勝ち取った思い出もございます。

早速エピソードと共にご紹介してまいります。

こちらは、私がパース図を作成できるCADソフトを導入した初期のお客様でした。導入したばかりでまだまだ不慣れだったもので、夜中の4時までパース作って、1時間寝て持って行ったという、今ではお恥ずかしいエピソードもあります。

苦労したのはパース図の作成だけではありませんでした。
このお客様は競合している他社が8社～9社あって、鹿児島のほぼほぼの外構業者と相見積もりでした。「このお客さんだけは負けたくない。ここを取れたら今後に繋がる！」と挑戦することを決め、年末年始の忙しい時期にガーデンプラス本部の部長にお値段の相談のために電話をして、なんとか色々調整して大勝負に出ました。

結果は…翌年の末に無事成約出来ました。またこのお客さんと成約できたことで他社にもガーデンプラスの提案力や価格を周知させることができ、その後の見積は成約に繋がりやすくなりました。そのため、個人的に非常に思い出に残る案件です。今でも明け方までかかって作成したパース図は、パソコンの壁紙にしています。

それではご提案した施工内容のご紹介です。新築外構一式のご依頼で、カーポート・サンルーム・全面土間舗装・スリットラインのフェンスをご希望でした。特に玄関の目隠し兼門柱にこだわりをお持ちでした。

お客様は最初の見積りに来た外構業者のパースが基準になっていました。もちろん他社のご提案内容を流用することはできないので、できる限りコストを抑えた提案をさせていただきました。

まずはお客様こだわりの、目隠し兼門柱をご紹介します。
タイルはリーズナブルなリクシルのタイルを採用。私がボーダータイルのイエロー系をチョイスしたのですが、奥様の好みにヒットした仕様だったようで決め手の一つとなりました。施工後も「柔らかい感じでいいね！」と好感触で、やりがいを感じました。幅のある目隠し塀ですが、明るく細かなタイルを使うことで圧迫感のない仕上がりに。縦のラインがモダンなスクリーンフェンスを並べて、ラインを強調した高級感のある門まわりとなっています。

こちらは門柱裏側のポーチ階段です。道路と玄関との高低差があったので、他社は4段のポーチ階段を提案されていましたが、当店は2段階段＋スロープと、できるだけ段差なしで移動できるように設計しました(正面からのお写真で分かりづらいですが、赤い矢印のあたりを見ていただくと地面と高低差があるのが見えますでしょうか？ ゆるやかなスロープとなっています)。
ここも非常に喜んでいただけた場所です。

また全面コンクリート舗装にもこだわりました。元々他社の図面を見た時は、予算の関係から駐車スペースはコンクリートでも外周は砂利のご提案でした。しかし、今の予算のままで全面土間にしてさしあげたく、できる限りのお値段を頑張らせていただきました。

こちらは新設したテラス囲いです。奥様のご希望で設置させていただきました。鹿児島市内では雪はなかなか降ることはありませんが、雨の季節や花粉、黄砂なども気にせずお洗濯物を干すことができますね。

こちらは勝手口まわりの犬走りスペースです。雑草に悩まされることがなく、お掃除もしやすい外構となりました。

いかがでしたでしょうか。不慣れだったCADソフトも今では大分使い慣れてきました。やはりパース図があると、お客様と完成イメージを共有できるので、外構の雰囲気や印象を打ち合わせることができますね。こちらの案件のお客様からも、完工後のアンケートにて「工事が始まり完成図のイメージとおりになるか凄く心配でしたが、完成後は、思っていた以上に素晴らしく良く出来ていたので、とても嬉しかったです。」とお言葉をいただけました。これからもお客様のご要望をかたちにできるよう、努力を続けていきたいと思います！