使いやすく見た目にも美しい外構リフォーム

こんにちは。ガーデンプラス掛川の杉原です。

今回ご紹介するのは、外構リフォームをご依頼いただいたお宅の施工についてです。テラスにある天然木のウッドデッキとモルタル塗りの玄関ポーチの劣化が見られたため、リフォームをご希望でした。実は新築でお住まいを建てられた際に新築外構工事をご依頼いただいたお客様で、リフォームをご検討されるにあたって当店をご指名いただいたんです。実に２年ぶりの嬉しい再会となりました。当時の新築外構工事についても、記事でご紹介させていただいてますのでぜひご覧ください。（新築外構工事をご紹介した記事についてはこちらから）

追加工事についていただいたご要望がこちらです。

・木製のデッキが傷んできているので解体して、人工木デッキに変えたい

・玄関のモルタル塗りポーチの汚れが目立つため、タイル貼りに改修をしたい

・道路際の土留め壁を車両の出入りに支障の無いようにカットしたい

ご依頼内容にアップデートを加えつつ、上記のご要望に沿うように施工いたしました。

まずは施工前のウッドデッキからご覧ください。

こちらは施工前のウッドデッキです。

新しく施工した時には木の薫りが漂い、天然木特有の柔らかな風合いが楽しめるウッドデッキですが、朽ちたり変色してしまって傷んでいるのが分かります。天然木は腐ったり虫に食われてしまわないように、防腐剤や防虫剤を定期的に塗布する必要がありますが、こまめなメンテナンスをしても立地条件や気候によって劣化のスピードは早まることもありますので、天然木のウッドデッキは撤去して人工木のウッドデッキを新設しました。

こちらが施工後のウッドデッキです。使ったエクステリアは、YKKAP社のリウッドデッキ200。

既存のウッドデッキの下に敷かれていた雑草対策のための砂利はそのままに、ウッドデッキだけ新設しました。砂利に合わせてウッドデッキのサイズを設定したので大きさとしては今までのものと同じぐらいですが、既存と同じ形状ではなく、庭とのつながりを持たせるために段床をご提案しました。ステップとしても使える段床が１段あるだけでお庭への行き来も楽になりますし、ベンチ代わりにもなってマルチに使えます。立体感が出て、見た目も豪華になりましたね！

そして施工前の玄関ポーチ。雨上がりでもないのにシミが浮き出て、変色が気になります。タイル貼りへのリフォームをご希望でしたが、タイルの下地としてコンクリートブロックやモルタルで基礎を造成するので、既存のポーチは解体せずにそのまま活用して、タイルを施す圧着貼りにてご提案いたしました。

こちらが施工後の玄関ポーチです。既存のモルタルの上からタイルを貼ったのですが、まるで最初からタイル貼りだったかのようにピッタリと収めています。無機質さがかっこいいモルタルとはまた違った、タイルならではの美しさがありますね。

こちらは施工前の土留めです。

砂利が道路に出てしまわないように少し長めに配置されていますが、お車の出し入れ時には少し不便を感じることもあったようです。こちらをカットする際にお客様から寸法のご指示をいただいていたのですが、ここはプロの目で実際お伺いした時に施工イメージをラインチョークなどで書いてご説明をして、おすすめの寸法に変更をして施工をしました。

ご説明したサイズがこちら。あまり大胆にカットしてしまうと土留めとしての機能が弱まり、雨の日は砂利が流れやすくなってしまいます。今回は斜めにカットして砂利の流出を抑えつつ、タイヤが乗り上げられるサイズをご提案いたしました。

お車側から見るとこのような仕上がりになりました。

緩やかな傾斜をつけて斜めにカットしたのでタイヤが当たっても乗り上げられて、入出庫の際も土留めの存在が気になりません。敷地外に排水できるように新築外構工事の際に傾斜をつけていますが、砂利の部分は土留めの高さを保ったので、水と一緒に砂利が流れてしまうことはなさそうです。

施工後のアンケートで「非常に丁寧な応対と施工に満足しています。」と嬉しいお言葉をいただきました。一度ならず二度も信頼して工事をご依頼いただけるということは、とてもありがたいことです。前回の外構工事後のエピソードを伺うことができましたし、施主様のお子さまの成長を感じることもできて感無量でした！アフターフォローもしっかり行いますので、またお困りの際はお声がけください。