お子様を安心して遊ばせられるクローズのお庭リフォーム工事

こんにちは、ガーデンプラス加古川の廣瀬です。

今回はオープン外構からクローズ外構へのリフォーム工事のご紹介をいたします。

ご紹介する事例の施主様は、実は新築時に当店にて外構工事を担当させていただいた方。今回新たに「お子様が道路へ飛び出さないようにクローズ外構にしたい」「駐輪スペースを確保したい」とご要望をいただき、再度施工を担当させていただくことになりました。

オープン外構からクローズ外構へのリフォームというと、カーゲートや門扉・フェンスを設置するなど大がかりなエクステリア設置工事が必要になりますが、今回はお子様が遊ぶスペースをクローズにしたいというご要望ですので、お庭と駐車スペースを分けてお庭まわりのみクローズにすることで、施工範囲やコストを抑えてご提案させていただきました。

こちらが前回の施工後、今回のリフォーム前のお庭です。前回は駐車スペース、門柱、アプローチ、雑草対策の砂利敷きなどを工事させていただきました。

早速リフォーム内容をご紹介してまいります。

こちらが施工前の門まわりです。前回の施工で、天面がアール型になった可愛らしい門柱を設置させていただきました。アプローチも柔らかいクリームカラーのインターロッキングブロックを使っています。

こちらが施工後の門まわり。門柱の左右はアルミ製の角柱を並べて、柵のように仕上げました。可愛らしい門柱にリズミカルに並ぶ柱は雰囲気がぴったりですね。縦格子デザインのスクリーンフェンスもございますが、角柱ですと高さや間隔を調整できるため、ちょっとした隙間にも対応できて施工する側も便利です。

こちらは新たに設置した門扉です。角柱と馴染むよう縦のラインを使ったデザインのアイテムを採用しました。角柱も門扉もLIXIL社製品で揃えたため、カラーもクリエモカという木目調で統一しています。

続いて主庭のご紹介です。こちらは施工前の主庭のお写真。広い駐車スペースとの境界がないため、ボール遊びや鬼ごっこをすると道路まで飛び出してしまいそうです。

こちらが施工後のお写真です。写真の駐車スペース奥が新たに設けた境界塀。駐車場奥に化粧ブロックと目隠しフェンスを設置したことで、お庭と駐車スペースを明確に分け、小さなお子様が飛び出すことのないお庭にすることができました。

こちらはアプローチから見たお庭の内側です。左手に隣家境界から門扉まで続く塀が施工されて、遊ぶスペースはしっかりとりつつもクローズの安心感のあるお庭になりました。またお庭中央には新たに土間コンクリートで園路を作りました。この園路を進んだ先には…

テラス屋根を設置した側庭です。駐輪スペースとして使えるように屋根を設置しましたが、幅や奥行きに余裕があるので、大きなお洗濯物を干したり、ガーデニング作業をしたりとマルチにお使いいただけそうですね。足元は園路と同様土間コンクリートで舗装することで、自転車を門から移動させやすいように配慮しました。雑草や泥はねにも悩まされず、遊び場にも家事にも使いやすいテラスとなっております。

いかがでしたでしょうか？

駐車スペースとお庭が隣接しているお家では特に、お子様が遊びに夢中になって不慮の事故が起きかねません。いつもの遊び場をフェンスで区切ったり、隙間に角柱を建てておくといったリフォームで、お子様を安心してお庭で遊ばせることができます。

今回は新築外構を担当させていただいた方からのご依頼で、1年ほど住んでいただいて外構の使い心地などを聞ける機会になり、私どもも大変勉強になりました。前回施工させていただいた際にはまだ小さかったお嬢様も活発に遊ぶ年齢になられ、今回クローズ外構へとリフォームさせていただくこととなりました。お子様の成長を喜ぶ反面、子供が健やかに育つためには親御さんの心配りがなくてはならないものだと感じます。またご家族様のライフスタイルの変化に合わせてお庭をリフォームされる際には、お力になれればと思います。