技術力を要するアート性の高いモルタル造形
高い技術力がないと出来ない、モルタルで異素材を再現するモルタル造形についてご紹介いたします。

こんにちは。ガーデンプラス亀岡の大北です。
いつもご紹介する施工例から視点を変えて、今回は職人さんの技術力の光るモルタル造形についてご紹介いたします。
モルタル造形に使用するモルタルとは、セメントと砂を水で練った建築材料。外構においてモルタルはタイルや貼材などの接着剤として使ったり、砂利の入るコンクリートと違って滑らかな質感を利用して、階段の造作など細かな作業が発生する場所に使います。
私が遊び心いっぱいのモルタル造形に興味を持ったのは数年前。リフォームした家の外壁を、モルタル造形で仕上げた職人さんとの出会いがきっかけでした。まわりの建物や庭はどれだけ工夫しても、材料や施工方法でどこかで見たことのあるようなものになりがちです。その点、こちらのお写真にあるお宅は当店でリフォームしたお宅なのですが、独特の存在感で見事に目を引いていました。
レンガをモルタルで再現した外壁
いかがでしょう。
近くで見ても、レンガそのものです。様々なレンガを組み合わせて貼っているように見えますが、正真正銘のモルタル造形で作った外壁。古びたようなレンガのアンティーク感を出せるのは、モルタルならではです。
この飾りドアもモルタル製
こちらのドア。
絵本の世界に出てくる木製のドアのように見えますが、こちらもモルタル造形によってつくられた飾りです。今にも小人たちが飛び出してきそうですね。このような天然木さながらの木の風合いも、職人の技術力の成せる技なのです。
建物はもちろん、庭や外構にもこの工法を取り入れたいと思い、当店の敷地に面する壁を使ってモルタル造形で飾り壁を施工してみました。
土台として、汚れたコンクリートの壁面にモルタル塗装をしました。
この上からさらにモルタルを塗り付け、形成していきます。使うモルタルの種類として、セメントに発泡スチロールの粉を混ぜた軽量モルタルを使用。モルタルを塗り、コテなどの道具を使って様々なデザインに形成してから色付けします。
最後にしっかり乾燥させて完成です。
道路側に立つ枕木や小さな木製に見えるドアも、モルタル形成で作っています。仕上げの塗装によって本物のレンガや枕木・自然石が表現出来たり、古びた質感を再現することができました。道路側に立つ柱も木製にしか見えませんが、もちろんモルタルで作られています。異素材を組み合わせたような自由なデザインも、モルタルならでは。モルタルは本物の木と違って丈夫ですので、劣化の心配もありません。外構にも個性を出したいという方におすすめのモルタル造形です。
いかがでしたでしょうか?
ここ数年、ガーデニングにおいてもモルタルアートが人気を呼んでいます。モルタル造形で作ったヨーロッパ風のミニチュアハウスやハンギングポットなど、オブジェを付けた壁に植栽を合わせることで自分だけの空間を作る事ができます。コンクリートで固めた草の生えない綺麗なお庭も、もちろんスタイリッシュで素敵ですが、遊び心いっぱいのモルタルアートのお庭もまた素敵ですよね。個性のあるお庭づくりにぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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最後までお読みいただきありがとうございます。お客様のお宅にあったモルタル造形デザインもご提案いたします。外構工事をご検討の際は、お気軽にお声がけください。
ガーデンプラス亀岡
店長・ガーデンプランナー
大北明
施工の仕上がりの美しさは他のどこの外構店にも負けないよう徹底的にこだわっています。安心してお任せ下さい。
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