【神戸店】杉板擁壁の門柱のあるエクステリア　～プランナーのこだわりポイント～

門柱に杉板擁壁を使いたい、というのがお客様のこだわりでした。　横に広く存在感のある立派な建物は、窓の形などで外観にもこだわりが感じられました。

まず考えたのは、杉板擁壁を門柱だけに使うのではもったいない、ということでした。　
建物の存在感を邪魔しないよう、でも杉板の持つ風合いがしっかりと感じられるバランスにこだわりました。

そして結果がこちら。
幅の異なる3枚の杉板擁壁を配置しました。

もっとも幅の広い門柱は玄関の正面をあえてずらした位置に。
2枚目はL字型にして、道路から玄関への視線を遮っています。　
このL字型もこだわったポイント。　
直線で終わらずに少しでもLに曲がっていると、「囲われている」という安心感が生まれます。　

写真右側、門柱と3枚目の壁の間はスリットフェンスを設置しました。　
つながりを持たせつつ、重たくなりすぎない工夫をしています。

そして、大事なポイントがもう一つ！
駐車場後ろの土留めに使った、濃いグレーの化粧ブロックです。
東洋工業のソリッドストーンという商品です。　階段の立ち上がりにも使っています。
建物も門柱も淡いグレー。　ぐっと濃い色を一番下に持ってくることで全体が引き締まって見えるのです。
このブロックが淡いグレーだったら・・と想像して比べてみてください。

いかがでしょうか？
わずか20㎝の高さですが、印象がうんと変わるのです。

こちらが完成予想パース。
パース以上の仕上がりですね！

施工してくださる職人さんに感謝の気持ちでいっぱいです。