アプローチ階段をリフォーム

こんにちは。ガーデンプラス熊本中央店の坂本です。

今回ご紹介します事例は、アプローチ階段を中心とした外構オールリフォーム工事です。

数年前に熊本地震で損壊を受けて、建て替えをされました合志市のA様ですが、階段が使いづらいためこれを機に全面的に外構を改修することに決められ、ガーデンプラスにご相談がありました。

施工前のアプローチ階段はこのようになっており、写真左手の階段を上ってから芝生の中の飛び石を経て、玄関へ折り返すような動線となっています。

先ず、曲り階段を真っすぐに変更し、玄関ポーチと同じ300角タイルを仕上げ材として施工しました。門柱は階段周囲を土留めとした塀と兼用とし、モルタル仕上げにしています。ポスト・表札・門灯及び、既存のインターホン子機を移設して設置しました。安全を考慮し手摺りも設置し、将来的に介護用レール昇降機を設置予定とのことで、玄関横に電気コンセントも取り付けています。

ストレートに降りきった正面には1台駐車できるスペースを確保し、車からの乗り降りがスムーズに出来るよう施工しました。

次に、今まで樹木が多くて管理が大変とのお話しでしたので、全て撤去した上で塀の改修と合わせて目隠しフェンスを取付することといたしました。

こちらが施工後のお庭です。

フェンスは高さ80cm、リクシル製 フェンスAB YS3型　横スリット型です。塀は、モルタル刷毛引き仕上げにて全体的にまとめました。

塀の完成後は、庭に芝を全面張りし、お孫さんが遊ばれるスペースを造りました。芝は地元熊本産のコウライシバで冬場は休眠状態で芝草は枯れた状態ですが、暖かくなると芽吹き始め緑のジュータンとなりきれいになります。

最後は、事務所兼作業場の設置です。

ご主人様が仕事で使用されるためのスペースとして、物置を利用していたそうですが、自宅が手狭になったため、敷地内の建物外部に設置を希望されました。

製品はイナバ製　ナイソーSMK-47SNです。巾約2.5ｍ　奥行1.9ｍで、オプションとしてガラス窓、網戸、結露軽減材、壁用断熱材、床用断熱材、換気扇穴あきパネルなど装備品も充実させました。またご主人様から手配いただき、照明・コンセントやエアコンなど実用的な設備も設置されました。この物置の設置に伴い、裏側への階段の縮小工事や立水栓の移設などより使いやす用に付帯工事も承りました。また、物置兼作業スペースにはアンカー施工を行いまして、強風による転倒防止も図りました。

以上、外構工事のオールリフォームでした。皆さまもご参考にされては如何でしょうか？