高低差のある玄関の新築外構デザイン

こんにちは。ガーデンプラスつくばの小川です。
今回ご紹介するのは、新築外構工事となります。

お客様からヒアリングの際にいただいたご要望がこちらです。
・2台分の駐車スペースと1台分のカーポート
・玄関までの階段の増設工事
・宅配ボックスを設置したい
以上の3点についてご要望いただきました。まずは施工前の様子からご覧いただきます。

施工前のお写真がこちらです。
一見、玄関ポーチと道路に高低差があるもののそこまであるようには見えないかもしれません。しかし、数値上では700～800mm（70～80cm）の工程差があります。
家屋の建っている場所の距離が、道路から長くはありませんので土留が必要になってくるのが分かります。

まずは、施工後の全体写真をご覧ください。駐車スペースは接道部分すべてに土間を打つことにより3台分確保しました。車が1台も止まっていない場合にのっぺりしてしまわないようスリットでデザインを施しました。雨上がりの写真ですが、スリット部分の砕石が黒くなり引き締まってみえますね。
さらに庭部分と高低差が出来てしまうため、庭へと続く階段もご提案しました。階段を上りきった場所には踊り場を設け、安全性にも配慮しています。

ご要望の宅配ボックス付き機能門柱を設置しました。四国化成のアルディ門柱という商品になります。宅配ボックスは100サイズまで受け取り可能ですので普段のお荷物には十分なサイズとなっております。表札・ポスト・インターホン・宅配ボックスと玄関周りに必要なものが1カ所にすっきりと収まり無駄がありません。

またポーチ階段として、5段の階段を新設しました。玄関ポーチの天端が駐車スペースからは1ｍ近く高くなるため、落下防止も兼ねて手すり（YKKAP パルトナーUDフェンス1型）も設置しました。

最後にカーポートをご覧ください。設置したのはバリューセレクトのソリッドポートになります。「車から極力濡れずに玄関まで行きたい」とのご要望がございましたので、動線や使い勝手を考慮しこの位置に設置しました。玄関ドアを開けるとカーポート屋根が目の前にある形になることは事前に説明し、了承いただきました。
注目いただきたいのは、奥の柱の中間ほどにある雨どいの排水場所（黄色い矢印部分）です。通常は柱の足元まで下ろすのですが、そうなると土間部分に排水することになり年々汚くなってまいります。それを防ぐため、あえて中間部分とし庭の砕石部分に配水する形をとりました。

いかがでしたでしょうか。
こちらのお客様には、後日物置設置工事もご依頼いただきました。その際に、ハウスメーカーの方が「仕上げがとてもきれいな外構会社ですね。」と言っていたとお聞きしました。この度はご発注いただきありがとうございました。