緑の映えるお手入れいらずの外構工事

こんにちは。ガーデンプラス和歌山の杉本です。

今回は今年の夏に施工したお宅の外構についてご紹介いたします。夏場の施工のご依頼件数が最も多いお庭の雑草対策ですが、雑草の元気がなくなる冬こそ施工がおすすめ。今のうちに対策をしておくと、春のお庭のお手入れが格段に楽になります。ご紹介するお宅のお客様も新築のうちに雑草対策をしておきたいと、当店が開催する相談会にお越しくださいました。ご依頼内容がこちらです。

・お庭の防草対策

・目隠しフェンス・スリットの設置

・ウッドデッキの設置

・お庭に石貼りのサークルテラス

まずは奥様からのご要望で工事を行った、石貼りのサークルテラスからご紹介いたします。

こちらはお庭の一画に設けたサークルテラスです。

ピンク色の乱形石を使い、ピンコロ石で縁取りして円形に仕上げました。通常サークルテラスはお庭のアクセントとして全面に石を貼りますが、今回は植栽スペースとしてもお使いいただけるように中心には土を残しています。天然石特有の石目模様や絶妙なグラデーションが、お庭に高級感と華やかさをプラス。これから植える植栽とともに、お庭をパッと明るくしてくれますよ。お高いイメージの乱形石もお庭の象徴としてピンポイントで使うことで、費用を抑えながらもデザイン性を高めることができました。

お次は駐車スペースです。

利便性を考慮して土間コンクリートを打設しましたが、デザイン的にはコンクリートは少し無機質になりがちです。そこで目地には暖色系の化粧砂利を入れ、色味をプラス。コンクリートの空間に立体感や華やかさを出しました。

カーポートは道路側に設置することが多いですが、ヒアリングをもとに使い勝手を考慮して奥のお庭側に設けました。使用したのは、YKKAP社のレイナツインポートグラン。屋根材は採光性の高いクリアマットを選び、素材には熱線吸収ポリカーボネートを使いました。夏は買い物に行った際に屋根のある立体駐車場と屋外駐車場どちらに停めるかで、車内温度が全然違いますよね？ご自宅のカーポートはどちらかというと屋外に停めた時と同じぐらい車内が暑くなると思いますが、熱線吸収ポリカーボネートは赤外線による熱を吸収するので、車内もさほど暑くならずクールダウンの時間も短く済みますよ。

お客様が雑草対策をご希望された主庭は、人工芝＋防草シートで仕上げました。

お庭の雑草対策は砂利を敷いたりインターロッキングを敷設するなど、施工方法は様々ありますが、こちらのお客様のお宅にはお子さまがいらっしゃることも考慮して、クッション性の高い人工芝を選びました。人工芝も芝足の長さによって機能面も異なります。芝足の短いものは素足で踏んだ時にチクチクしますが、枯れ葉や砂埃が草に絡まないのでメンテナンス性は◎。逆に芝足の長い人工芝はふんわりとして、お子さまの遊び場としておすすめです。人工芝を選ぶ際には、長さもポイントにしてみてください。

ウッドデッキはお手入れしやすい人工木タイプを使用しました。使ったのはYKKAP社のリウッドデッキ200。お写真では陰になって見えませんが、ステップも設けてお庭に出やすいようにしています。

テラスまわりの目隠しとして、YKKAP社のシンプレオフェンスを設置しました。

完全に目隠しする方が安心という方もいらっしゃいますが、目隠しフェンスは圧迫感もありますし、隣接するお隣にネガティブな印象を与えかねません。そこでお客様ともご相談の上で、フェンスの向こう側が少し見えるぐらいの半目隠しフェンスを設置しました。完全目隠しとはいきませんがある程度のプライバシーは守られるので、お庭でのびのびとお過ごしいただけると思います。サークルテラスに植栽を植えるとまた印象が変わると思いますので、植樹が楽しみですね。

ガーデンプラス和歌山では、今月も店舗での相談会を予定しております。カーポート・駐車場・ウッドデッキ・人工芝・雑草対策など、お庭に関わることは何でもご相談くださいませ。
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